決意24 ページ25
・・なんだか身動きが取りにくいな
パチっと目を開けると烈君に抱きしめられてる私
え、え、なんでなんで
昨日の記憶を遡り寝落ちしたことを思い出したけど
この状況は全く記憶にない
『烈くん、ねぇ烈くん!』
烈「ンー・・起きたん?早、もっと寝ろ・・」
スマホの時間をチラッと見て
また私を抱いて寝ようとするから慌てて阻止して烈君の中からなんとか抜け出す
『なんでベッドにいるの//』
烈「うるさ・・朝からでっかい声出すなや・・」
『ごめ・・じゃなくて!』
終電逃したーとか映画観ようとかで烈君が家に泊まることは前にもあったけど・・
烈「Aが寝ながら寒い寒い言うから湯たんぽ買いに行ったけどそれでも寒い寒い言うし
もう俺があっためるしかないやん」
・・たしかに足元に湯たんぽが置いてある
わざわざ買いに行ってくれるなんて優しい
『体まではってくれて本当ありがとう』
烈「せやで」
私の額に手を当て熱が下がってることを確認する
ホッとしたような優しい顔の烈君
珍しい、こういう顔もするんだ
『ちょ、お風呂入ってないからあんまり近づかないで//』
烈「今さらかい。風呂入れるから入れば」
何からなにまでお世話してもらってしまった。
なんだかんだ言いながら面倒見のいい烈君
冷たそうに見えるけど情には厚いところがきっとみんなから慕われる理由の1つなんだと思う
そしてさっきから気になるのが
烈君のスマホ画面にずっと通知がきてること。
彼女に説明したのかな?
それで喧嘩とかしてたら悪すぎる
彼女の立場だったら嫌に決まってるもん
『ここに来ること彼女に言った?』
烈「別れた」
『え?!通知すごいからてっきり彼女かと』
烈「あー・・やっぱ別れたくないってメッセージと電話のオンパレード。うざいからブロックするわ」
『・・ちゃんと話した方が、、』
烈「俺の意思は変わらんし、話したところでだろ」
そ、そういうものなのかなぁ
好きな人からブロックなんて、、辛すぎるけど
私が何か言える立場じゃないのと烈君と彼女の問題だ
烈「もう適当に女と関係持つのやめた
本当に大事な女としか付き合わん」
『・・適当だったの?女の敵ー』
烈「でも今この瞬間からは違うで」
烈「このままじゃあかんって気付かされた。本気でいかんとな」
私の髪を触りながら楽しそうに笑う
よくわかんないけど楽しそうだからいいのかな
40人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
シルビア★姉貴 - あひるさん» …(ふきふき…)👀😮😯失礼しました!! (2時間前) (レス) id: 82fe44ecba (このIDを非表示/違反報告)
シルビア★姉貴 - あひるさん» 🤔🤔うーん…やっぱり…。 (3時間前) (レス) id: 82fe44ecba (このIDを非表示/違反報告)
あひる(プロフ) - シルビア★姉貴さん» (*・ω・)੭ꠥ(*・ω・)੭ꠥ⁾⁾拭いて拭いて (4時間前) (レス) @page40 id: 1a0521cb7f (このIDを非表示/違反報告)
シルビア★姉貴 - あひるさん» …😶😶グハ!!!!(吐血)💓💓🤯🤯 (5月11日 0時) (レス) id: 71ed2dd613 (このIDを非表示/違反報告)
あひる(プロフ) - ぽぺさん» 返事遅れてすみません💦コメントありがとうございます🥰❤️更新に波がありますが、待っていていただけると嬉しいです!!✈️ (5月10日 21時) (レス) id: 1a0521cb7f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あひる | 作成日時:2024年1月10日 1時