【SLAM DUNK】あなたが見つめる、あの子になりたい。2

＊season3へ続く ページ50

お風呂から上がってくつろぎ中･･
仙道先輩はすごくごきげんだ。




もうお風呂入るたびに思い出しちゃうよ//




『･･しばらくは一緒にお風呂禁止ですからね』

仙「えー次はなにもしないよ？」

『･･仙道先輩の何もしないは"する"ってことなの知ってるんですから』

仙「はは、それはそーかも」





仙道先輩が呑気に笑うからぷいっとそっぽを向く



仙「あい」



優しい声で呼ばれたと思ったら、軽々と体を持ち上げられ仙道先輩の膝の上に座らされた。



仙道先輩を見下ろすような体制になりいつもとは逆で下から見上げられてるからなんか新鮮･･
そしてお風呂上がりで先輩の色気が増してる気がする


今だに至近距離が慣れない;
恥ずかしさが勝ってつい目を逸らしてしまう



そんな私をからかうようにわざと視界に入ろうとしてくる先輩





仙「じゃーこれで機嫌なおしてよ」






『･･⁈』





左手を掴まれた時思ったら薬指がキラキラと光っていた
女の子の憧れ、ドラマとかで見るようなダイアのついた指輪･･










仙「あい結婚しよう」



仙道先輩が優しく微笑みかけてくれる。
涙で視界が滲んで指輪がより一層まぶしい






仙「前は男除けだったけどこれは永遠の誓い。おれの人生であいがいないなんて考えられない
ずっと俺の横で笑っていてほしい」






完璧に私の片想いから始まったこの恋

両思いになってもずっと不安で

傷付けて傷付けられて離れ離れになったけど

それでも惹かれあった






『はい･･ずっとずっと･･末永くよろしくお願いします』





仙「泣きすぎ笑」













見つめ合って笑ってどちらからともなくキスをした





甘いあまいキス







私も仙道先輩がいない人生なんて考えられない

あなたでいいんじゃないあなたがいいの








続く

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