【SLAM DUNK】あなたが見つめる、あの子になりたい。2

＊9-4 ページ5

『きれ〜ですね〜』




ーちゅ


急にほっぺたにキスをされて思わず後退りをした
ほっぺたというか口ギリギリのところ//



『花火見てくださいｯ///』


仙「見てるよ、でもあいが可愛いからつい」


こーゆーことサラっと言うからずるい。。
恥ずかしくて目を合わせられないでいると
仙道先輩が屈んで私の視界に無理矢理入ってくる




最初は触れるだけのキスだったのにだんだんと深くなって･･



仙「･･あい口あけて」


『んぅ･･、ふ･･//』




力が入らなくなるから仙道先輩の服をぎゅっと握る
甘いキスのあと名残惜しく2人の唇が離れる





仙「この後おれの家来ない？」



『え･･』



それって･･お泊りってことなのかな
だとしたらはっきりさせないままは良くないよね？
でも仙道先輩の気持ちを聞くのが怖い



仙「あい？どうした？思ったこと何でも言って」



顔をあげて仙道先輩を見たら涙が溢れてきてしまった。


仙道先輩は驚いた顔をしたあと私を抱きしめて、小さい子をあやすように背中をトントンとしてくれた


意を決して言おう
このままズルズルしちゃだめだよね





『私･･仙道先輩が好きです』


仙「うん」


『だから、先輩の彼女になりたいですし、このままじゃ嫌だなって･･』


仙「・・・・・・・・ん？」



バッと私から離れてちょっと困った顔をしている
困ってるっていうことはそーゆーこと･･
終わりの予感にさらに涙が溢れる





仙「あいごめん。俺ずっと付き合ってると思ってたんだけど･･」


『へ？』


仙「･･だから微妙に様子がずっと変だったのかー･･」


なにかに納得したように項垂れる。


『え、、でも付き合おうって言われてないです･･』


真っ直ぐ純粋な目で言われ、仙道も気恥ずかしくなり頭をかく






仙「不安にさせてごめんな･･改めて･･俺の彼女になってくれる？」




1番聞きたかった

ずっとずっと願ってた


『はいｯ･･よろしくお願いします』






ぎゅっと仙道先輩の胸に抱きつく

ちょっとだけすれ違ってたけど両想いだったんだ。

片想いの終わり

ずっとずっと･･先輩の隣にいたいな















仙「誤解も解けたとこで、うちくる？」


『･･行かないです//』


仙「ちぇー」

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