＊9-3 ページ4
花火大会当日
着付けは近くに住んでる祖母にお願いをした。
母が着ていた薄紫色の浴衣
動画を見ながらヘアセットしてみたけど、上手くできたと思う。
帯に合わせてピンク色のリップを塗って完成
仙道先輩とは駅で待ち合わせなので足早に向かう
こんなにめかしこんで変じゃないかな･･;
いつもは制服かジャージだからなんだか恥ずかしいかも
駅に着いて入り口にいる仙道先輩の後ろ姿を見つけた
背が高いからすぐ見つけられる
駆け寄ろうとすると女の子達が先に仙道先輩に声をかけた
女子1「陵南高校の仙道君？！え、めちゃかっこいい！」
女子2「試合見に行きましたぁv」
仙「おーありがとう」
話しかけるタイミングを失った･･
しょーがないので柱の影で話が終わるのを待つことにした
チラッと女の子を見るとキラキラしててすごく可愛い
周りには可愛い子が溢れていて、自分に自信がなくなる
女子1「仙道君連絡先教えてほしぃな」
女子2「遊びでもいいからぁ、ね？」
れ、連絡先？！･･それは･･嫌かも･･‼︎
自分でも驚くくらい体が勝手に動いた
『仙道先輩』
仙道先輩のTシャツの裾をくいっとひっぱる
女の子たちは邪魔をされてすごく嫌な顔をして誰？と私に痛いくらいの視線をむける
仙「あい、無事来れた？ナンパされなかった？」
『私になんて誰もしないですよ』
仙「いやいや待たせたらナンパされると思って早めに来た」
逆に先輩がナンパされてますが;
仙「そーゆーことだからごめんね」
呆然とする女の子達を横目に私の手を引いて歩き出す。
自然に繋がれた手が嬉しい
仙「ってか浴衣･･今日かわいすぎるね」
『ありがとうございます//』
仙「うん。やばいね」
『やばい？』
仙「こっちの話だから大丈夫」
あいが首を傾げるがそれすらも可愛らしい
すれ違う人があいを振り返るが
あいは自分の可愛さに自覚がないタイプなので
仙道は周りの男を牽制しつつ繋いだ手に力を込める
仙「上の方だと花火綺麗に見えるからそこまで行こう」
丘を上ると丁度ベンチが空いていたのでそこに座って花火が上がるのを待った。
〜〜〜〜ヒューー・・・ドンッッ！！！！
しばらくすると次々に花火が上がる。
仙「来年も一緒に見にこような」
何気なく言った言葉だとしても当たり前に未来を約束してくたのが嬉しかった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 78人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
もも - シルビア★姉貴さん» あなただって「連投」してるじゃないですか！！！ (1時間前) (
レス) id: 12bc70a190 (このIDを非表示/違反報告)
もも - シルビア★姉貴さん» あなたには言われたくないです (1時間前) (レス) id: 12bc70a190 (このIDを非表示/違反報告)
シルビア★姉貴 - ももさん» …ももさんしつこいですよ…😮💨😮💨😒😒（全然反省してないですね!!😥😥😓😓） (2時間前) (レス) id: 71ed2dd613 (このIDを非表示/違反報告)
もも - シルビア★姉貴さん» ､､､ (8時間前) (レス) id: 12bc70a190 (このIDを非表示/違反報告)
シルビア★姉貴 - あひるさん» やっぱり…もったいないです!!!!😤😤😤😤 (8時間前) (レス) id: 71ed2dd613 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あひる | 作成日時：2023年3月20日 22時
