【SLAM DUNK】あなたが見つめる、あの子になりたい。2

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秋もすぎて季節はもうすぐ冬になる
仙道先輩とも順調な日々が続いている。






里「お昼だー！お弁当食べよー」


いつも通りクラスの仲良しメンバーで集まってお昼を食べる


『飲み物買って来るから先に食べてて』




飲み物を買いに食堂近くの自販機に来ると奈々美先輩が飲み物を選んでいた


奈「あいちゃん！珍しく食堂でご飯？」


『いや、飲み物だけ買いに来ました。あれ？越野先輩は一緒じゃないんですか？』



何か違和感があると思ったら越野先輩がいない
2人はいつも一緒にいる印象が強いから周りをキョロキョロと見回した



奈「今日はお昼別々････というか、ちょっとケンカしちゃってね;」


『お二人がケンカすることもあるんですね･･』


奈「そりゃあるよー！っていうか最近は些細なことでケンカばっかり」


『早く仲直りできるといいですね･･』


奈々美先輩、、笑っているけどなんだか少し疲れているような感じ



お茶を買って教室に戻るまでの間奈々美先輩のことが頭から離れなかった
側から見たら安定な2人だけどやっぱり色々あるもんなのかなぁ・・


教室まであと数メートル
ぼーっと歩いていると携帯に電話がかかってきた




着信＞＞＞パパ




『もしもしパパ？電話なんて珍しいね』


父「冬休みは家族で過ごせないかな〜と思ってね」


『それってアメリカでってことだよね？』


父「そう。12月は混むからあいさえ良ければ、もうチケット取ろうかと考えてたんだ」


『そっかぁ･･行きたいけど部活もあるし、ちょっと考えてもいい？』


父「もちろん！また連絡するね、ちゃんとご飯食べるんだぞ」







･･アメリカかぁ、、
ママとはメールも電話もしてるけどやっぱり会いたい
もちろんパパにも


一人暮らしは慣れたとはいえ家族と離れてるのは寂しい



仙道先輩と、監督に相談してみようかな

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