【SLAM DUNK】あなたが見つめる、あの子になりたい。2

episode9 ページ1

仙「階段大丈夫？」


『大丈夫ですよ〜心配しすぎです;』


仙「いや、心配するでしょ、荷物持つよ」


『ありがとうございます』




今日は仙道先輩のお家に誘われたので遊びに来ました。





陵南は湘北に負けて
インターハイへの出場は叶わなかった。



でも、立ち止まってる暇はなくて仙道先輩を中心に新しいチームが動き出していて
いつも通り、いや今まで以上に慌ただしい日々を送ってる。



そんな中今日は久々のオフ



仙道先輩の家は初めてではないのに何度来ても緊張する
というか、誘われるがまま家に来てしまったけど・・良かったのかな;





仙『･･あいなんかいい匂いする』




仙道先輩が後ろに立っていて、私の首元に顔を近づけて鼻をすんすんとさせている




『ひゃｯ･･///ヘアオイル･･かな、最近新しいの買ったんです//』




仙「へー俺この匂いすき・・ってか何その反応、、かわいいんだけど」





『仙道先輩が近いからですよぉー;//』






片腕だけなのに仙道先輩の中にすっぽりおさまってしまう

仙道先輩は私の反応を見てからかうように顔を近づけてくる
最初はふざけていたのに途中から真面目な顔になってなんとなく雰囲気が変わったのがわかった。





キス・・されちゃう・・！



パッと顔をそらして、仙道先輩から離れる



『・・買ってきたアイス、冷凍庫に入れますね！』



仙「・・・おーありがと」





仙道先輩はちょっと不貞腐れたようにソファに腰掛けてバスケ雑誌を読み始めた







うーーーん;



入院したあの日、病室でキスしてからすっごく仙道先輩が甘々で・・


普段かっこいい先輩が甘々なのがこれまたキュンとする



でも正直これってどーゆー関係なんだろう;

さっきみたいな雰囲気は嬉しいけど、なんだか流されてる気がして･･





その、ただ、、




ヤ、、ヤリたいだけとかだったらどうしよう、、とか･･




先輩がそんな人じゃないってわかってはいるけど




でも、仙道先輩は奈々美先輩が好き･･だし
なのに今甘々な態度だし・・






あーもう;どうしたらいいかわかんないよ

＊9-1→

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す