【SLAM DUNK】あなたが見つめる、あの子になりたい。

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魚「よし、集合ーー‼︎‼︎」


監「今日の練習はこれで終わりだ。ハメ外さないよう各自調整するように」



体育館の点検があるとかで
土曜の練習は午前で終わり



奈「〜〜♪」


『奈々美先輩ご機嫌ですねっ』


奈「今日･･久々のデートなんだぁv」


『えー‼︎良かったですね^^』


奈「一緒に帰ってるけど、どこかに出掛けるなんて何ヶ月ぶりだろ」


『私体育館の戸締りして行くので、早く行ってください‼︎』



いつもは奈々美先輩が鍵を預かる事が多いけど
今日はせっかくのデートだし
めいいっぱい楽しんでもらいたいっ


奈「あいちゃん･･本当にいい子‼︎お言葉に甘えちゃう‼︎よろしくね‼︎」



ブンブンと私に手を振りながら奈々美先輩はダッシュで更衣室に向かった。



天真爛漫で綺麗で性格も良くて好きにならない方が難しい


私が男だったら絶対好きになっちゃうもん






仙「あい、更衣室の鍵閉めてきた」


『ありがとうございます‼︎」



仙道先輩から鍵を受け取る時
少しだけ手が触れてビクっとしちゃった。



やだなぁ心臓うるさい




仙「･･？どうした？ぼーっとして」


『いや、な、んでもないです;』


仙「ハハっなんだよ笑 ほら帰るぞ」



眉毛を下げてくしゃっと笑い
大きな手で私の頭を撫でてくれる






わかってる。


仙道先輩がするコレには何の意味もないことくらい


わかってるのに仙道先輩の一つ一つに一喜一憂してしまう。

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