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ーーーバタバタバタバタッ
ーーガラッ！！！
「あい！！」
「あいちゃん！！」
扉が開いて振り返ると
奈々美先輩、越野先輩
そして仙道先輩が勢いよく病室に入って来た。
奈「良かったぁ、、良かったよぉ、、」
奈々美先輩は私の顔を見ると、ボロボロと大粒の涙を流しながらぎゅっと抱きしめてくれた。
『･･心配かけて･･すみません』
お前泣きすぎな！と越野先輩が奈々美先輩にティッシュを渡す
藤間さんが陵南にも連絡をしてくれて代表して3人が来てくれたんだって
本当良い先輩たちに恵まれたなぁ
ふと顔を上げると奈々美先輩の肩越しに仙道先輩と目が合う
仙「越野、奈々美悪いけどあいと2人にしてもらってもいいか？」
ベッドに近づきながら2人にそう伝える。
先輩たちは頷いて、また来るねと私に声をかけて病室をあとにした。
ーー
ー
仙道先輩は一歩、また一歩と私に近づき
頭、首、包帯が巻いてある部分に順番に手で触れ最後に手を握る
意識もあって元気とは言え痛々しい見た目・・
そりゃ奈々美先輩もあんなに泣くわけだ
ふぅ･･と仙道が息を吐く
仙「･･連絡を受けてあいが事故にあったって聞いて、、このままあいに会えなくなったらって思ったら生きた心地しなかったよ」
『心配･･かけてごめんなさい･･
仙道っ･･先輩、会いたかったです、、」
泣くつもりなかったのになんか仙道先輩の顔を見たらすごくホッとした
溢れた涙をぬぐってくれる
仙「俺も、あいに会いたかった」
「･･っ//』
椅子から立ち上がり仙道先輩は私のベッドに腰掛けて痛いくらい強く私を抱きしめた。
『仙･･道先輩･･、？』
少しだけ力が緩み体が離れたので仙道先輩を見上げる
気付いたときには仙道先輩の顔が目の前にあって唇が重なっていた。
『..んｯ…ん』
頬に手を添えられ何度も啄むようなキス････
濃厚なキスであたまがふわふわする･･
チュッと音を立てて離れた唇。
仙「･･そんな可愛い顔されたら、止まらなくなる」
仙道先輩に抱きしめられて私も先輩の背中に腕を回す
仙「あい･･俺のそばにいて、俺から離れないで」
『っ、はい』
背中に回した手に力を込める。
仙道先輩が好き
好きで、好きで、、
どうしようもないくらいにあなたが好き
続く
終わり
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あひる(プロフ) - いざよいさん» えっえっえ🥹ありがとうございます！そのコメントに口角上がりっぱなしっす！！！ (12月30日 23時) (
レス) id: 1a0521cb7f (このIDを非表示/違反報告)
いざよい(プロフ) - こ、口角が！！やばい！！！下がんねぇ！！！！！最高です。 (12月30日 10時) (レス) @page26 id: 86aa8e19a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あひる | 作成日時：2022年12月6日 23時
