【SLAM DUNK】あなたが見つめる、あの子になりたい。

＊2-4 ページ12

「仙道くん頑張ってー」

「かっこいいー‼︎」




体育館2階のギャラリーには
毎回毎回、仙道先輩のファンがたくさん





今日は奈々美先輩と体育館の隅で備品の整理中




『今日もファンがすごいですね;』


奈「中学の時から常にこんな感じ
ファンクラブも中学からずうっと健在」




『ファンクラブ･･芸能人みたいですね

そういえば、仙道先輩と越野先輩と3人は
中学校一緒なんですか？』



懐かしい〜って言いながら奈々美先輩は
柔らかい笑顔で色々話してくれた。




奈「クラスも3年間一緒でさ
ひろ君なんか、いつもラブレター渡してほしいって
仲介役にされてたなぁ^^」
　






･･ひろ君？

『あの･･ひろ君って･･越野先輩ですか？』





奈「あ、いつもの癖で、、ごめんね

あいちゃんに言いそびれてたんだけど
実は･･付き合ってるんだ」


ちょっと照れながら話す奈々美先輩が可愛い





『今日部活前にお二人を見かけて
そうなのかなって思ってました！』



奈々美先輩はきょとんとした顔から
はっと何かに気付いたかのように
やだーごめんー////と両手で顔を隠してたけど
顔が赤いのがバレバレでそれも可愛いかった。




中学の時からずっと好きで
高校1年の時に、越野先輩からの告白で
付き合い始めたんだとか



すてきだなぁ
もっと話聞きたかったのに


この話はお終い‼︎って
こんどは奈々美先輩からの質問攻めが始まった;




あいちゃん彼氏は？
好きな人は？
どんな人が好きなのー？



『彼氏も好きな人もいないですね
好きなタイプ･･特にないですけど
しいていうなら硬派な人がいいです』







仙『そんな男つまんなくない？』

＊2-5→←＊2-3

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す