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・
定まらない焦点のままのんを見つめる。
次に彼が手に取ったのは風邪薬とコップに入ったお水。
これは体を起こした方がいいのかな？
そう思ってゆっくり上半身を立てていると
何故だかその間に水と薬はのんの口の中へ…
『………？』
ぼうぜんとその様子を眺める。
すると、今度は彼の体が私のベットに乗り出しきてて…
・
『んっ……！』
・
よける暇もないまま口内に流れ込んでくる液体たち。
とろとろ、と味わったことのない感覚が脳内を満たす
早く飲み込むように、と催促してくるのはのんの熱い舌だ。
・
・
『……っ、ん。はぁ…。』
なんとか全て喉に送り終えて
やっと離れる彼の唇。
・
少しの息苦しさと風邪特有の浮遊感に肩を揺らしていると
「A、口移し下手。」
・
今日初めてのんと目が合った気がした。
・
・
そのあとは再び先ほどのように布団の中に寝かされる。
ただし、今度はのんの添い寝付きで。
「…めっちゃあつい。」
そんなことをいいながらも、彼はずっと私を後ろから抱きしめ続けていて
『のん、さびしかったの…？』
「……ん」
『ごめんね。急にいけないなんて言っちゃって。』
「…………ん。」
『今度、また改めてデートしよっか』
「……、……ん。」
「来てくれて、ありがとう」
「………。」
・
・
・
『………？』
返事がないので振り返ってみる。
すぐ後ろにはいつの間にやらすやすやと寝息を立てて眠っているのん。
・
これじゃあ、どっちが病人なんだか。
でも、やっぱり私だってのんが来てくれて嬉しかった。
それこそ本当に泣きそうだったんだよ？
・
なんだか私も急に眠たくなってきて。
首に回された手に自分の手をかさねると
追うようにして眠りについた。
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スマイル - やばすぎます！最高です！これからも頑張ってください、応援してます！ (2017年3月5日 20時) (
レス) id: e5bbd18aec (このIDを非表示/違反報告)
重恋 - 淳太くんのドS彼氏お願いします！ (2016年8月3日 1時) (レス) id: e86bab1bd6 (このIDを非表示/違反報告)
藤井美月 - 感想遅くなってすみません！ 最高です！ ありがとうございます！ (2016年8月2日 15時) (レス) id: b188ce8a87 (このIDを非表示/違反報告)
りょうか - リクエストお願いします！神ちゃんに嫉妬されるやつがいいです。サブキャラでしげを出していただければ・・・あと名前あーりーからりょうかに変えました！ (2016年7月29日 11時) (レス) id: d9ed7a6b25 (このIDを非表示/違反報告)
ももピポ - リクで，照史くんで風邪をひいた彼女を看病するをお願いします! (2016年7月20日 7時) (レス) id: a25a154e75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おから
| 作成日時：2016年3月6日 22時
