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油断 ページ1

智久sid

今思えば数日前からおかしかった。
でも、俺は全然気がついてなかった。



数日前…

…っくしゅん!くしゅ…ふぇぇっくしゅん


俺は自分のくしゃみで目が覚めた。

『んー?なんか、鼻がムズムズするな…っくしゅっ。』

…まあ、良くある事か。

俺は鼻炎持ちだから鼻がムズムズすることなんて良くあることだった。
でも、そう油断してしまったのが間違いだった。


『おはよー。』
マ『おはようございます。なんか、鼻声です ね。』
『今日、鼻炎が酷くて。笑』
マ『あ、そうなんですか?最近風邪が流行ってますから気を付けて下さいね!』
『ほーい。』


…っくしゅん!
あぁー。もー嫌!
それにしても今日はいつもの感じよりも酷いなぁ…。




そして、楽屋に到着。
今日は雑誌の撮影ー。

もう秋だといってもまだ、9月。
少し暑さが残る。
楽屋にはクーラーが付けてありキンキンに冷えていた。


あぁー。涼しいー。

入ってすぐはとっても涼しかったはずなのに……

『はっ、はっ、はっくしゅん…っくしゅ。』

なんだか、さっきからくしゃみが止まらない。

『ぐしゅっ!くしゅ、、ふぇっくしゅん!』

なんでだろ…。


コンコン。
『はーい?』
ス『山下さんお願いします!』
『はーい。すぐ行きまーす。』

っくしゅ…

俺は止まらないくしゃみを不思議に思いながら、スタジオに向かった。



最初は順調だった撮影だが…

やべぇ…鼻がムズムズしてきた……

『…っくしゅん……すいません。』

俺は思いっきりくしゃみをしてしまった。
カ『あ、大丈夫ですよ!山下さん風邪ですか?』
『いえ。大丈夫です!』

とは言ったものの…ズズッ…グス。
鼻水が止まらない…。

そのあとは、何度かくしゃみが出そうになったがなんとか我慢した。
でも、鼻水が止まらなくなってきている。

『俺…こんなに鼻炎酷かったっけ?』


撮影が終わると、気が抜けたのかまた鼻がムズムズしてきた……
やべぇ……

『っくしゅ、くしゅ、へっくしゅっ!ズズッ。』
俺は近くに置いてあったティッシュで鼻をかんだ。
しかし、それが逆効果だったのか、また鼻がムズムズしてきて……
『…は、は、はっくしゅっっ!ぐしゅっ!ぐしゅっ!』

ス『山下さん!大丈夫ですか?やっぱり風邪なんじゃないですか?』

『んー?風邪じゃないと思うんですけど……っくしゅん!』

撮影→



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作成日時:2014年9月17日 7時

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