プレゼント ページ24
「あれ、それどーしたの?」
ソンジョンの指差す先には、キラキラ光るヘアゴム。
ソンヨル、くれた
「え、ヒョンいつの間に
買ってきたんですか!?」
「いーだろ別にぃ」
「あ、今日の撮影の休憩中ですね!
あの時急にいなくなったから心配したんですよ?
僕だってAちゃんにプレゼントしたかったのに。」
「てか、Aちゃんって
お前よりAのが年上だろ。」
「あ。そ、それは…」
夕食をみんなで食べてると
ソンジョンがゴムに気づき、みんなも気づく。
そしてソンギュさんの一言で
今まで全く気にしてなかったことに気づいた。
みんなも同じだったらしく、
あぁそーいえば…と口々に言ってる。
「…ヌナ、ごめんなさい。」
ヌナいやだ
いつもと同じでいい
「え、でも…僕のが年下ってのは事実だし。」
「まぁ本人がそう言ってるなら
それでいいんじゃね?」
年齢は上かもしれないけど、
見た目も心も８年前からほとんど
変わってない。
「じゃ、俺からもプレゼント!」
「はぁ!?いつの間に買ってんだ!」
ウヒョンさんが大きめの袋を私に渡すと
ソンギュさんがこれでもかってくらいに
目を見開いてびっくりしてる。
「A!開けて!!」
袋の中から出てきたのは
熊のぬいぐるみ。
すごい…
ありがとう
「気に入ってくれたみたいで
よかったー!」
「お前ら…仕事の間に何してんだよ。」
ソンギュさんはやれやれといった
表情で食べ終えたお皿をキッチンに運ぶ。
そして出かけて行った。
みんなが食べ終わり、部屋に戻ると
ソンギュさんがノックして入ってきた。
「…これ。クッキー…好きって言ってたから。」
少し肩で息をしながら
ビニール袋を差し出す。
「今度はもっといいやつ買ってくるわ。
今日はこれで我慢して?」
ありがとうございます
久々に食べたクッキーはとてもおいしかった。
「結局、ヒョンは自分が何も買ってないのに
俺たちがプレゼント買ってたから
焦ったわけだ。」
「は、どーしてそーなる。」
「ダッシュでコンビニまで行くの
A以外、全員でベランダから見てた。」
「…。(こいつら)」
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おかぴ(プロフ) - ｷﾑｷﾑさん» キムキムさん返信遅くなりすいません!!ありがとうございます (2016年7月17日 22時) (
レス) id: 3c34c8cfdb (このIDを非表示/違反報告)
ｷﾑｷﾑ - これ面白いです！号泣しました！鳥肌でしたよ！ (2016年6月5日 0時) (レス) id: ab3a3caa63 (このIDを非表示/違反報告)
おかぴ(プロフ) - まさん» まさん、ありがとうございます!!更新がんばります (2015年12月27日 17時) (レス) id: 338e63468e (このIDを非表示/違反報告)
ま - 号泣です……σ(´・д・｀) (2015年12月1日 0時) (レス) id: 9d5f231e06 (このIDを非表示/違反報告)
おかぴ(プロフ) - ほやぼーやさん» ほやぼーやさん、ありがとうございます!!暖かいコメント励みになります＾＾ (2015年9月16日 17時) (レス) id: 338e63468e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おかぴ | 作成日時：2015年2月9日 10時
