【男性声優】シェアハウスの雨宿り。II

Share５５ ページ16

よくよく考えると、男物のパジャマはあったが女物のパジャマはない。つまりバスローブ。

そう考えると、｢パーカーの方が安全…？｣と思える。


頭をグルグルうぅんうぅん…とベッドの上で考えていると、｢はぁあ…気持ちよかったー…｣とAの声が聞こえた。

｢あ。｣と風呂場に注目する。



Aの姿は やはりパーカーを着ていた。予想通り、パーカーは短い。

そこまでは予想がついていた。


だが、

髪を拭く時に少しだけ下着が見えるか見えないかのラインで、パーカーが上にあがるエiロリズムがあるというとは聞いていない。


｢｢｢ﾋｮｫｯ…!!｣｣｣と3人揃えて声が詰まる。

わしゃわしゃと気にせず拭くAに、｢A…いい…？それ以上動かないで…俺が、俺が髪拭くから。｣と言う江口。

その格好は、ジュラシックパークを思わす姿に似ている。

変な話、男としてはモロに見えるよりチラリズムの方がドキドキするし興奮するのだ。

今のAはそれを綺麗にぶち抜いていて、これ以上やられると面倒な事になるのを男達は知っている。


必死にAに言えば、｢…？よく分かんないけど拭いてくれんならラッキー。｣とAは素直に言うことを聞いてくれた。

Aがちょこんとベッドの下に座って、江口がベッドに腰かける。

その横に梶と岡本も座った。

Aからタオルを受け取ると、優しく髪を拭いてくれる江口。



江｢A髪柔らかいね。｣

｢ほんと？｣

梶｢どれどれ…ほんとだふわふわ。枝毛ないね！
あれ、てかA癖っ毛？｣

｢梶くんよく分かったね。少しだけ癖っ毛。｣

梶｢あははいいじゃんちょっと癖っ毛の方が。｣

｢朝大変だけどね笑｣









そんな中、黙ってこっそり三つ編みを始める岡本。

Share５６→←Share５４

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す