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Episode197 ページ3
口元を片手で覆う。
やっべぇ、…俺…自分で思ってるより、めちゃくちゃ…潤が好きみたいだ。
熱くなった頬を冷ますように片手でパタパタしつつ台所に向かうと、おかゆをチンして、潤の部屋に戻った。
「はい、どうぞ」
おかゆをテーブルに置くと、潤はゆっくりと起き上がる。
ベッドに腰掛けたのを見て、俺はその隣に行く。
「座っていい？」
そう聞くと頷くため、隣に腰掛ける。
「よし、…はい、あーん」
「へっ、」
おかゆをスプーン○○せて口元へ運ぶと、赤い顔を更に赤くして、大きな目をさらに大きくして俺を見つめる潤。
ほんと可愛い。
「ほら、食えよ」
「う、うん、…」
ゆっくりと口を開けておかゆを食べる姿がまた可愛くて、俺は自然と頬が緩む。
「うまいか？」
「ふふ、ん、…おいしい」
潤は微笑んで頷いた。
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作者名：くるみ
| 作者ホームページ：http://ip.tosp.co.jp/i.asp?I=20000726
作成日時：2024年3月24日 23時
