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story128 ページ28
「そうですか？…あ、お昼食べましょうか」
「そう、だな」
そう言って、俺がタオルを潤に渡そうとすると、それを片手で制された。
「よかったら、今日使って下さい。一度濡らしてるんで、置き場所には困るかもですけど、しばらくは目を休めてもいいかもですから」
「あ…ありがとう」
「いえいえ。じゃあ、食べますか」
潤はにこりと笑うと、弁当に手を付けた。
俺も自分の弁当を開ける。
「櫻井さんって、お弁当いつも買ってるんですか？」
「え？ああ、そうだよ。俺、料理不得意だからさ」
そう言って笑うと、へえ、と潤が少しだけ驚いた顔をする。
「彼女さんが作ってくれたりするのかと思ってました」
「彼女？そんなのいないよ」
思わず即答すれば、そうなんですか！と潤はまた驚いた顔をした。
「櫻井さん、かっこいいから、てっきり居るのかと思ってました」
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ゆかり - いい小説ですね続きをお願いします (2017年9月14日 17時) (
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作者名：潤クル
| 作者ホームページ：http://ip.tosp.co.jp/i.asp?I=20000726
作成日時：2017年9月14日 10時
