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Story79 ページ29
そんな俺を抱きしめたまま、リーダーはことばを続ける。
「頼られねぇと、兄ちゃんたちは寂しいんだぞ？かわいいかわいい末っ子が、こんな無理して頑張ってんのに、なんにも知らなかった、何もできなかった、ってなっちまうんだぞ？」
俺はただただ涙を溢してリーダーの言葉を聞く。
「…潤、寂しかったろ？」
リーダーはそう言うとそっと身体を離し、俺の頬を流れる涙を指で拭う。
「…っ、おれ、…おれ、なんか、休止してから、…心の中に穴があいたみたいで、…でも、それぞれ頑張ってるからさ、…だから、」
必死に言葉を紡ぐが、しゃくりをあげるうちに咳がこみあげ、そのまま咳き込んでしまう。
「げほっ、げほっげほっ、…」
「大丈夫か、潤…もういいよ、わかった。お前の気持ちはよくわかったよ、…ごめんな、ずっと、気づいてやれなくて。寂しい思いさせたな」
俺の背中を擦れば、リーダーは優しくそう言って頭をなでてくれる。
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じゅんくる(プロフ) - あいさん» こちらこそ、読んでいただきありがとうございました！♡ (2月23日 11時) (
レス) id: e754cb8f3d (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - ありがとうございます☆彡楽しく読ませてもらいました(^o^) (2月23日 7時) (レス) @page42 id: 32218abdda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：じゅんくる
| 作者ホームページ：http://ip.tosp.co.jp/i.asp?I=20000726
作成日時：2024年2月22日 12時
