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Story52 ページ2
「でも、仕事…、けほっ」
俺が口を開くとそっとそこを手で塞がれる。
「あのなぁ、病人が何言ってんだよ。今は黙って甘えとけ。さっきも俺のためと思ってああいったんだろ？お前、一旦俺が引かないとずっと引き下がらなそうだったから、わかったって答えただけだ」
「…ずる、い」
ずるいよ…、
翔くんの優しい声と、こうしてそばにいてくれることに安心し、泣きそうになる。
「なんでだよ(笑)むしろ嘘ついて強がったのはお前だろ？」
翔くんは小さく笑うと、俺の頭をなでつつ、震える俺を見て眉を顰める。
「寒いか？」
「んっ、…」
「まだあがんのか…」
困ったように呟くと、翔くんはスマホを出した。
誰かに連絡をしているみたいだ。
「ごめんな。俺明日仕事だからさ、ずっとはいられなくて」
けど、と翔くんは続ける。
「安心しろ。お前が甘えん坊の寂しがり屋なのはみんな知ってっから」
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じゅんくる(プロフ) - あいさん» こちらこそ、読んでいただきありがとうございました！♡ (2月23日 11時) (
レス) id: e754cb8f3d (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - ありがとうございます☆彡楽しく読ませてもらいました(^o^) (2月23日 7時) (レス) @page42 id: 32218abdda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：じゅんくる
| 作者ホームページ：http://ip.tosp.co.jp/i.asp?I=20000726
作成日時：2024年2月22日 12時
