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episode40 ページ40
「みんな、なにか飲む？」
冷蔵庫をあけた潤が振り返った。
でも他の二人は自分のことに夢中で、俺しか聞いていないようだ。
「…大野さん、何か飲む？」
“大野さん”
ぐさっと来た。
「いや、いい。俺風呂入ってくるから」
「うん」
潤は自分の麦茶を注いで飲んでいた。
風呂に向かいながら、胸の痛みをこらえる。
大野さん
そうだよな。
もう俺達はあの頃じゃない。
潤にとって、俺の存在はもう恋人じゃない。
単なる、高校の先輩、だ。
わかっていたのに。
わかっていたはずなのに、胸がじくじくと痛む。
いや、もしかしたら、わかっていなかったのか。
俺って馬鹿だから。
そんなの分かんないんだ。
自分の気持ちすら、まともに理解できないなんて。
こんなんじゃ、潤に愛想つかされてもあたりまえだよね。
自己嫌悪に陥り、苦笑いした。
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潤クル(プロフ) - ajny3さん» コメントありがとうございます！(^^)私もじいまごが一番好きで…！そう言ってもらえて嬉しいです！これからも頑張りますね(^O^) (2015年8月19日 17時) (
レス) id: efe043e70b (このIDを非表示/違反報告)
ajny3(プロフ) - このお話、大好きです。私は智と潤coupleが大好きなので。ハッピーエンドを期待しながら(笑)今後も楽しみに更新をお待ちしております。 (2015年8月19日 7時) (レス) id: 9e0e6b2775 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：潤クル
| 作成日時：2015年7月26日 1時
