命短し恋せよオトコ！？ｰ紫さんBirthday企画2017ｰ ① (ページ46)

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それから数カ月。

あっという間に時間は過ぎて、今日、年をまたいで行われたツアーが無事に終わった。

「カンパーイ！」

スタッフと打ち上げしたあと、俺たちは5人で、俺のホテルの部屋で飲み直していた。

「いやぁ、楽しかった！」

「ほんとにね、長かったな～」

相葉ちゃんと翔ちゃんがいう。

「潤くんも、お疲れ様だね」

ニノに言われて、潤は、いやいや、と笑う。

「それはみんなでしょ？」

「でも中心になってくれたのは潤だしね」

俺が言うと、みんな頷く。

「熱出してんのに無理してきたりまでしてね」

翔ちゃんのセリフに、潤は目をまるくした。

「え…」

「気づいてないとでも思った？」

ニノが言うと、相葉ちゃんも、笑う。

「こんだけ一緒にいるんだから隠しきれるわけ無いじゃんか～」

「き、気づいてたのかよ…」

潤は少し恥ずかしそうにそう言った。