命短し恋せよオトコ！？ｰ紫さんBirthday企画2017ｰ ① (ページ44)

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そして、4時半には仕事場へ。

「俺も一緒に行く」

そう言って無理やりついてきたけど、この会議室の中でこんなみっちりみんな座って、あーだこーだ、すごいいろんな話してる。

その中心には潤がいて、スタッフと意見交換しながらいろいろなアイディアを出してってる。

すごいや。

やっぱり、潤はすごい。

チラチラと、横からそっと顔盗み見るけど、その目は確かに輝いていて、仕事を一生懸命してるんだ、ってことがこっちにまで伝わってくる。

この仕事が好きなんだ、って。

だって、潤、すげー楽しそうだもん。

真剣な顔の奥に、この時間すらたのしんでる、っていうオーラが出てる。

俺が好きな人って、この人だったんだ。

なんだか、改めて惚れさせられたような気がした。

「…リーダー？俺の顔に何かついてる？」

「ん？なんで？」

休憩時間になって、潤が聞いてきた。