今日:5 hit、昨日:9 hit、合計:175,651 hit
小｜中｜大
story38 ページ38
『リーダー、違う、そこもっとこっちに来ないと』
『こう？』
『そこ。そこから、まだ移動しちゃダメだよ？』
『うん』
あの日はふたりで練習していたんだ。
そこに
『おーい、潤』
『あれ、翔くん。どうしたの？』
翔ちゃんがやってきた。
『ちょっとお前に見て欲しいところがあってさ、仕事抜けてきた』
翔ちゃんはそう言って笑うと、俺に目を向けた。
『あれ、もしかして今そっちやってる？ごめん！』
『いや、大丈夫！リーダー、少し待ってて』
『え、あ、うん』
潤は翔ちゃんに呼ばれてそっちに行ったんだ。
どんなこと話してるのか、気になった俺は、チラチラとそっちを伺っていた。
『潤はここにいんの？』
『そうそう。だから、翔くんがここに移動して…』
紙を机に広げて、ひとつひとつ説明する潤と、それを真剣に聞く翔ちゃん。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 260人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：潤クル
| 作者ホームページ：http://ip.tosp.co.jp/i.asp?I=20000726
作成日時：2017年6月28日 9時
