☆ ページ46
「…ねぇ、知ってる？」
ふと、俺はすごく意地悪なことを思いついた。
撮影までに時間はあるから、少しだけいたずらしてやろうって、かなり軽い気持ちだった。
「この先にある洞窟に中に、小さい祠があるんだって。そこに行けば、何でも願いが叶うらしいよ」
俺は潤くんに言った。
「そうなの！？」
案の定、簡単に騙される。
「潤くん、なにか願ってみたら？」
「…うん！」
潤くんは元気に頷き、立ち上がった。
「ちょっとだけ行ってくるね！」
「わかった」
困ればいい。
そんな汚い感情は、俺の心を占領していた。
この時の俺は最低で、自分のいら立ちをこうすることで紛らわそうとしていた。
「あれ？松本くんは？」
しばらくして、スタッフがきた。
「そのへんを散歩してくるらしいです」
「そう…まだだから別にいいけど、もう少ししたら撮影だから」
「はい」
戻ってこなくて怒られればいいんだ。
洞窟はある。
そこまで行くには一時間くらいかかる。
だから、戻ってこれるのはまだまだ先だ。
でも潤くんは、2時間たっても戻ってこなかった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 196人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
潤クル(プロフ) - のんまるさん» ですね笑潤くんがいればそれでいい笑(*^_^*) (2015年1月15日 17時) (
レス) id: efe043e70b (このIDを非表示/違反報告)
のんまる - 潤クルさん» じいまごもとてもいいですよね(^^*とにかく潤くんが、受けだったら何でもOk← (2015年1月15日 16時) (レス) id: 8b1e032dcf (このIDを非表示/違反報告)
潤クル(プロフ) - のんまるさん» 可愛いですよね！私はじいまごが一番好きですが、末ズも最近来てます（笑） (2015年1月8日 16時) (レス) id: efe043e70b (このIDを非表示/違反報告)
のんまる - 潤クルさん» あ、それで大丈夫です(^^*末ズ萌えが止まらない…← (2015年1月8日 12時) (レス) id: 8b1e032dcf (このIDを非表示/違反報告)
潤クル(プロフ) - のんまるさん» 大丈夫ですよ！リクうれしいです(*^_^*)わかりました！キャラ性を変えないために少しツンデレになりますが、そんな潤くんの甘えでも大丈夫でしょうか？末ズいいですよね！ (2015年1月7日 11時) (レス) id: efe043e70b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：潤クル
| 作成日時：2014年12月28日 20時
