月とオオカミちゃんには騙されない5【THE RAMPAGE×FANTASTICS】

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『ちょっとみんな来てもらっていいですか』





アトリエに響く衣装指導さんの声
指導さんの元へメンバーが集合し、手に持っている服に目線が集まる



『完成されたものをいくつか見たんだけど、売り物にするには厳しいものが結構あって』

「･･････」

『手縫いぽさを出すならもっと大胆に縫うとか、なんかもうちょっと売り物っていう意識を持ってほしい』

「はい」

『まあ、スピードも大事だけど、クオリティも意識して作って』





厳しい現実に、焦りが見えるメンバーたち。






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「早く衣装終わらせて、参戦したい」

大「時間がない」

「本当にごめん。がんばる」




Ami「自分たちの衣装も作らないといけないのか」
飯「時間がないですよね」
横「これは大変だよ」





衣装指導の先生にアドバイスをもらったメンバーは
夕日が見えそうになっても気にもとめず、真剣に衣装作っていると

アトリエの扉がゆっくりと開いた。




希「おはようございます」

大「え、おはよう」

希「朝から撮影があって遅れました。」

「お疲れ様〜」

希「じゃあ着替えてくるね！」



仕事終わりの希がアトリエに来ると、パッと空気が明るくなった。



横「慎嬉しそう！」
松「めっちゃニヤついてるｗ」





▷北人×スダンナ


さっきと同じくアイロンでワッペンをつけている北人にスダンナが話しかける。



ス「それ終わったらさ、」

北「うん？」

ス「さっき先生からダメ出しのものあったでしょ？」

北「あー、うん。あった」

ス「また新しく作れるように買い出し行きませんか？」

北「行こう〜」




Ami「いいね。スダンナせめてる」
松「これくらいしないと北人は動かないっしょ」
飯「誘う時の敬語もいいね」




そして、ふたりは買い出しに向かった。




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