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大「おかえり」
昂「・・・おかえり、」
慎「・・・・・・」
待機していたメンバーが声をかけるが返事がなく
どこか様子がおかしい慎を心配そうに見つめる。
昂「まこっちゃん・・・?」
慎「・・・・・・っ、!」
慎が席に座った事を確認し、昂秀が慎の名前を呼ぶと
大粒の涙が溢れ出した。
横「慎・・・?」
飯「泣いてる・・・」
泣き顔を隠すように机に顔を伏せる。
そんな慎にその場にいた全員が驚いて泣き止むまで待った
暫くして落ち着きを取り戻した慎はゆっくりと顔をあげ一人一人の目をじっと見つめ口を開く。
慎「ごめん・・・」
勇「大丈夫だよ」
大「落ち着いた?」
慎「うん・・・。本当ごめん」
昂「気にすんなって、!」
北「どうした・・・っ?」
北人は不安気な顔で慎と目を合わせる。
北人から目線を逸らし、慎がぽつりぽつりと切り出す
慎「っ、さっきの、のんちゃん、だった・・・」
北「え・・・」
昂「まじで?」
大「・・・・・・」
慎「一番気になってるって・・・。」
勇「意外・・・」
慎「今さらAの気持ちがわかった・・・。誰かに想われるって嬉しいけど、それと同じくらい辛いんだね・・・」
北「そうだね・・・」
辛そうに苦しそうに顔を歪ませ心の中の何かと闘う慎。
そして北人の瞳にも薄らと涙が浮かぶ
横「みんな辛いね」
松「こればっかりはね・・・」
▷6人目の女子
最後の女子、A。
音が鳴り、画面を見るだけでここにいる全員が、誰を選んだのかわかってしまう。
そんな緊張感に押しつぶされそうになりながら
北人や慎は祈るように目をギュッと瞑り待つ。
そして・・・、運命の通知音が鳴る。
慎「・・・やだ・・・開きたくないな・・・」
北「まこっちゃん・・・、ちゃんと見よう。」
怖くて席を立ってしまった慎に
北人は優しく声をかける。
席に座った慎が机に手を置き、北人がその上から手を重ねて2人は何度も祈る。
北「大丈夫、・・・、大丈夫!」
慎「北人さん・・・っ」
北「大丈夫・・・よし、開こう・・・」
北人の言葉に男子5人全員がスマホを操作し、LINEを見る。
北「・・・・・・っ、・・・・・・」
慎「・・・っ、、うっ、・・・」
Aから指名されて人の名前を見て
2人の目から堪えていた涙が溢れ出す。
勇「A・・・」
Ami「うわぁ・・・」
横「誰、だれ?」
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優稀(プロフ) - あーさん» なかなか更新できなくてすいません(´TωT`) (2020年11月28日 23時) (レス) id: 82ef96b9bc (このIDを非表示/違反報告)
あー - 更新されてた! (2020年11月25日 2時) (レス) id: 10d92ed446 (このIDを非表示/違反報告)
優稀(プロフ) - あーさん» ありがとうございます(^-^)いっぱい読んでもらえように更新頑張ります! (2020年11月17日 23時) (レス) id: 82ef96b9bc (このIDを非表示/違反報告)
あー - まとめて読みました!続きが楽しみです(´∇`) (2020年11月15日 0時) (レス) id: 10d92ed446 (このIDを非表示/違反報告)
優稀(プロフ) - makoさん» ありがとうございます(*´∇`*)頑張ります★ (2020年11月12日 23時) (レス) id: 82ef96b9bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:優稀 | 作成日時:2020年10月8日 21時