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希が呼び出した男子は慎。
なにがなんだかわからない顔をしている慎は恐る恐る希に近付いた。
希「びっくりさせてごめんなさい」
慎「大丈夫･･･っ、」
希「今一番オオカミじゃないって伝えたかったのは慎くんだったから呼びました。･･･驚いてるよね･･･」
慎「まあ、」
まだ状況が掴みきれてない慎は困惑した表情を浮かべている。
希「太陽LINEで一緒に楽しもうって言ってくれたり、ボーリングを教えてくれたり･･･。私が知ってるよりも何倍も素敵な人なんだって気付いて、それから気になる人になりました。」
慎「まじ･･･っ」
希「今すぐに答えは出さなくていいから、もしよかったら私のことも慎くんの心の中に少しだけでいいので入れてほしい」
二人の間に沈黙が流れる。
時間はそれ程経ってないけど、希には長い時間に感じるようで
考え込む慎を、不安そうに見つめる。
そして慎はついに口を開き話し始めた。
慎「･･･ごめん、本当今わかんなくて･･･。でものんちゃんの気持ちは素直に嬉しい。」
希「いきなりだもん、混乱しちゃうよね･･･」
慎「･･･のんちゃんといると気が合うし楽しいって思う･･･けど、それは友達としてみてたからで･･･恋愛として見たことはなかった」
希「それはわかってたよ･･･。それでも慎くんの事知りたいって思ったの。･･･ダメかな？」
慎「･･････何も知らないからこそ、簡単にダメとは言えない。」
希「だったら･･･、このまま思い続けていい？」
慎「･･･ごめん、時間もらっていいかな？」
希「うん･･･」
慎「本当ごめんね、･･･」
そう伝えた慎は希の元から一人去っていった。
希は大きく息を吐き
その場に崩れ落ち、啜り泣く音が慎の背中越しに聞こえてきて一瞬足の動きを止めたが慎が振り返る事はなかった。
横「のんちゃん･･･」
Ami「･･････、っ」
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優稀(プロフ) - あーさん» なかなか更新できなくてすいません(´TωT｀) (2020年11月28日 23時) (
レス) id: 82ef96b9bc (このIDを非表示/違反報告)
あー - 更新されてた！ (2020年11月25日 2時) (レス) id: 10d92ed446 (このIDを非表示/違反報告)
優稀(プロフ) - あーさん» ありがとうございます(^-^)いっぱい読んでもらえように更新頑張ります！ (2020年11月17日 23時) (レス) id: 82ef96b9bc (このIDを非表示/違反報告)
あー - まとめて読みました！続きが楽しみです(´∇｀) (2020年11月15日 0時) (レス) id: 10d92ed446 (このIDを非表示/違反報告)
優稀(プロフ) - makoさん» ありがとうございます(*´∇｀*)頑張ります★ (2020年11月12日 23時) (レス) id: 82ef96b9bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：優稀 | 作成日時：2020年10月8日 21時
