BinTRoLLは幼なじみで人気者 Ⅱ (ページ3)

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教室の前に誰もいなくなったのを見届けて、パソコンを閉じる
皆で、誰か良さげな人はいたか確認するが、特にいない

その日は切り上げて、部室を出る
すると、そこには
「あ、おしんさん、出てきたよ」
「本当だ」
壁に寄りかかっている白い人とその横に座り込んでいる赤い人
「おしんとふぃおさんじゃん!?」
しるこが言った
え? と聞き返したのがいちはちくん以外
どうやらいちはちくんも知っている人のようだ
「やっぱりしることいちはちだ」
「いろいろあって来るの遅くなって…」

話を聞く限り、この2人もゲームはやるらしい
どういう経緯でしることいちはちくんが知り合ったのかは知らないが、仲良く見えた

皆自己紹介をした
さっき赤い人って言った方が“おしん”
白い人っていったのが“ふぃお”
らしい

家に帰ってから、しることいちはちくんはびっくりしたねぇ等と話していた
そこでじらいちゃんから提案

「あの2人、ゲームするんでしょ?
それに『来るの遅くなった』って言ったってことは入部希望じゃない?
2人に入って貰えばいいんじゃないの?」

異論はなかった
じゃあそういう事で、と決まり、翌日からおしんとふぃおがゲーム部の仲間となった