「352話目ズラ!」貴「」← ページ14
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私達は、極星寮の方はどうなっているかを見に行った。
すると、相変わらず褌一枚の一色先輩が居た。
そして手には、何やら作業をするのか、先の鋭い斧のようなものが。
「あ、あの……その格好は──」
「ふふ…だって芋煮会といえば──やっぱり川だからねぇ…」
「あの辺に…こう……」
遠くの方をじっと見る一色先輩。
ま、まさか……川を引く気じゃないよね?
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寮を出て校舎の近くに行けば、どこもかしこも準備を始めていた。
「いかにも青春!って感じがするね!」
「ワクワクするね…!」
すると、どこからか謎の掛け声が聞こえた。
「ホラホラ!歩く歩く歩くー!」
そこには、何やら柱らしきものを運ぶ中華研の人達約10名と、鞭を持った久我先輩。
爽やかさのカケラもねェェ……!
「久我先輩!これは…?」
「やァAちん!模擬店の資材を運んでるだけだけど?」
「いやパッと見かなりエグいですよ」
「いえ!我々楽しんでやってるんで!」
中華研の1人がゼェゼェ言いながら笑顔で応えてくれた。
「そ、そう。そりゃ何より」
無理してない?私がいれば3〜4人は抜けても平気だよ。
「Aちんは設営の準備進んでんの?」
「いや…まずは料理の試作しなきゃだから」
「店構えも大事な要素の一つっしょー!」
「赤字出したら退学なのよ?Aちんのような若い才能が学園から去るなんて…僕には耐えられナイんだ!」
少女漫画のように目をキラキラさせながら言う久我先輩。
……んな事絶対に思ってないわ、この人。
因みに私、今真顔ね。
「んまっ!退学にならない程度には頑張ってね〜ん」
久我先輩が去った後。
恵ん、何だか少し怒ってる……?
「どうして久我先輩はAちゃんにそういう事ばっかり言うのかな…」
久我先輩のその事についてずっと考えていたんだけどさ、いま私、閃いちゃったんだよね。
「久我先輩は、俗に言うツンデレってやつなんじゃないの?恵ん」
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こんにちは、大二重です。
この小説も第14章までやって参りましたが……
第1章から第4章あたりまでを見返したら、かなりの黒歴史になっていました!←
書き直しをしたいですね……。笑
特に第1章……( ̄▽ ̄;)
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大二重@受験生(プロフ) - アイスランドさん» コメント、お気に入り追加有難うございます!!! そう言っていただき嬉しいです!ヽ(;▽;)ノ これからも楽しんでいただけるよう、頑張ります。宜しくお願いします^^* (2017年6月18日 23時) (レス) id: 03a3ee1556 (このIDを非表示/違反報告)
アイスランド - お気に入りに追加しました!面白いです!更新頑張ってください。応援してます!! (2017年6月18日 23時) (レス) id: 30f60dd605 (このIDを非表示/違反報告)
大二重@受験生(プロフ) - 鈴醐さん» ここコメント有難うございますす!!(汗) ぜぜ全力を尽くして甘い恋をおおお届け致します(((( (2017年6月18日 22時) (レス) id: 03a3ee1556 (このIDを非表示/違反報告)
鈴醐(プロフ) - 続編楽しみにしてます。……次回は本当に糖度高めですよねー?(´^ω^`) (2017年6月18日 22時) (レス) id: 6c5bc2a353 (このIDを非表示/違反報告)
大二重@受験生(プロフ) - 漆竜さん» コメント有難うございます! とても光栄なお言葉…!!嬉しいです、有難うございます! これからも頑張ります!(( o(`・ω・ ´)o )) (2017年6月18日 12時) (レス) id: 03a3ee1556 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:大二重@受験生 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/meernosedona/
作成日時:2017年6月11日 18時