貴「266話目…って、葉山!選ばないとどうなるの?」 ページ2
「黒木場リョウ、葉山アキラの試合は引き分け…両者勝ち上がり!決勝は」
「3人で闘うものとする!!!」
え、マジ?ホントに?
2人を上から見れば、報道陣に囲まれてインタビューを受けている。
「決着を先延ばしにしやがってくそぁあああ!」
「リョウくんハウス!ハウスよっ」
雄叫びを上げる黒木場に、笛を鳴らすアリスん。
いい感じに盛り上がってきたねぇ!
一方の葉山と言ったら
「黒木場選手に並ばれてしまったのは悔しいですが…しっかり切り替えて次の試合に備えたいと──」
冷静に応対。
…悔しいクセに。
「Aさん!決勝への意気込みを!」
…うん?
「あれれ?私もですか?」
「なに言ってんすか当然じゃないですかぁ!」
みつる達がぞくぞくと集まってくる。何だか…
「えへへ…こんな報道陣に囲まれるなんて初めてなんでー…ちょっとむず痒い気持ちですね」
今、ちょっと顔赤いかも。
「ふふ…緊張しないでいいのよ。リラックスして喋ってね」
えーっと…じゃあ……
「─予選であの2人と同じAブロックだったんですけど、葉山に一点差…黒木場にも並ばれちゃったんですよねー」
「上に行く前に、2人ともちゃんと負かしときたかったんで」
「そのチャンスをもらえて、'お得'って感じです」
今の正直な気持ちを伝えた。上手く答えられたかな?
「不敵…なんて頼もしさ!さすが幸平先輩っす!」
「へへ…サンキューみつる!」
黒木場と葉山が振り返る。
わぁ……絶対に怖い顔して──
あれ?そうでもなかった。
『それでは、決勝のテーマの発表です!』
どうやら話が進んでたみたい。
「始まるぞ!食材の発表だ!」
…?
テーマって、食材なの?今まではお題に沿った一品だったけど……
「決勝は毎年、秋が旬の食材がテーマになるんです」
「そーなのかー」
氷の箱が会場に入り、それを一色先輩が思い切り叩き割る。現れたのは───
「秋刀魚だ!!」
葉「267話目だ。……さぁ、どうなるんだろうな」→←prologue
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大二重@受験生(プロフ) - コメント有難うございます! 息抜き楽しいですし、ついやりたくなりますよね!(笑) 勉強しなきゃいけない…。でも小説書きたいし遊びたい…己との闘いはツライです(*_*) でもやるしかないですし……そうですね!お互い頑張りましょう!(*^^*) (2017年4月9日 22時) (レス) id: 03a3ee1556 (このIDを非表示/違反報告)
monokuma(プロフ) - うちも今年、受験生なんです!そして小説書いてます!多かったんで、更新停止にしたんですけどね…(´・ω・`)息抜き用に2作作っちゃったけど(笑)←お互い、頑張りましょう!(*´▽`*)ノシ (2017年4月9日 21時) (レス) id: 4949feb4c8 (このIDを非表示/違反報告)
大二重(プロフ) - 日影さん» コメント有難うございます!!そう言っていただき、嬉しいです!!ヽ(;▽;)ノ これからも頑張ります♪ (2017年4月1日 16時) (レス) id: 03a3ee1556 (このIDを非表示/違反報告)
日影 - とっても面白いです!これからも更新頑張ってください!楽しみにしています! (2017年4月1日 9時) (レス) id: 314761d269 (このIDを非表示/違反報告)
大二重(プロフ) - 潮来さん» コメント、リクエスト有難うございます! 了解しました。ご期待に応えられるよう頑張ります!(`・ω・´) (2017年3月31日 13時) (レス) id: 03a3ee1556 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:大二重@受験生 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/meernosedona/
作成日時:2017年3月20日 21時