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DongHyuk
最初は本当に遊び半分だった。
俺にとってAは特別な存在でもなんでもなく、
ただ"俺のことを好きな女の子"の中の一人だったんだ。
どんな子も関係なく俺のことを好きになったし
面白いほど簡単に誰でも手に入った。
だからこそこんなに自由に遊びまわれる最高の生活を過ごす中で本命なんて出来たことなかったし作ろうとも思わなかった。誰かと付き合う気もサラサラなかった。
Aはただタイミングが良かっただけなんだ。
時間が経つに連れ周りの遊び友達にはだんだん彼女が出来ていって、そんな友達を見るたびに特別な存在がいる感覚がどんなものなのか気になりだした時期があった。
ちょうどそのタイミングで告白してきたのがA。
まあお試しで付き合ってみるかって一つ返事でOKした。
Aは俺にベタ惚れで、毎日毎日時間をかけてメイクもヘアセットもオシャレも頑張ってたのを覚えてる。
どちらかというと、俺に尽くしてくれるタイプだった。
彼女は本当に良い子だと思う。
だけど俺にはやっぱり"本命"とか"特別"とかそんな感情は生まれず、ある日Aに俺の浮気相手がつっかかって浮気してたことがバレた時も罪悪感なんて微塵もなかった。
なんとなく謝っとくか、なんて軽く考えて謝罪もした。
その時までは別にフラれようがなんだろうがどうだってよかったし。
だけど彼女から返ってきた言葉は予想を反するものだった。
『ショックとか嫉妬以前に興味すらなかった』
泣くわけでも、俺を責めるわけでもなく、
ただ平然とした様子で彼女はそう言ったのだ。
普通ならこういう時、都合の悪い話を深掘りされないことに安心するんだろうけど、何故か俺は不安と困惑で一瞬で思考が停止した。
後ろから頭を鈍器のようなもので殴られたような衝撃と、息苦しさで身動きが取れなくなった。
あれだけ目に見えて俺のことを好きだったくせに。
毎日毎日時間をかけてオシャレするくらい好きなくせに。
多少のわがままも許すくらい俺に尽くしてるくせに。
なのにどうして彼女はこうも平然としてるんだ。
『もう別れよう』『さよなら』
カトクでその二言が送られてきた瞬間、俺は何故か絶望した。
俺の前から居なくなるつもりなのか、俺とはもうこれっきりにするつもりなのか。
それだけはどうしても許せなかった。
続く
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まの。(プロフ) - こんにちわ！めちゃくちゃ性癖にぐさぐさ来ます！大好きです！（大暴露） (2021年1月17日 10時) (
レス) id: f85dbd625a (このIDを非表示/違反報告)
komugi72(プロフ) - わぁぁ待ってましたありがとうございます！！楽しみにしてます^_^ (2020年9月8日 23時) (レス) id: 64746325c3 (このIDを非表示/違反報告)
ぴっぴ。(プロフ) - 初めましてのご挨拶もなしに失礼いたしました…こんなどんひょくもヘチャなヘチャも夢と分かっていても見ててニヤニヤしてしまいます…最高です。お身体ご自愛ください！ (2020年9月8日 21時) (レス) id: 6af44f4d13 (このIDを非表示/違反報告)
Botamochi(プロフ) - ぴっぴ。さん» ぴっぴ。さん嬉しいコメントありがとうございます！久しぶりにコメントをもらえて感動しました…好きと言ってくださる読者様方に感謝してこれからも頑張ります！ (2020年9月8日 19時) (レス) id: d40f8daede (このIDを非表示/違反報告)
ぴっぴ。(プロフ) - すきなんだもん！ドンヒョクのことなんだかんだすきなんだもんTT 本気なトーンで怒られたいです。すきです。 (2020年9月8日 18時) (レス) id: 6af44f4d13 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぼたもち | 作成日時：2020年4月29日 23時
