「335話目じゃ!」貴「……え?」 ページ24
運営さんに問い合わせしたら、フラグを解除してくれました!
お騒がせ致しましたm(*_ _)m
それでは、本編をどうぞ!
──
そして、紅葉狩り当日。
「なんだ…生き残ったのかよお前」
隣の葉山に皮肉を言う黒木場に、
「余裕に決まってる」
自信ありげな葉山。
「くく…リベンジには来ねェのかい、アルディーニ」
何とも形容し難い髪型に変貌した美作と、
「でかい図体だな。折角の紅葉が見えない」
こちらも髪型が変わり、サッパリとしたタクミ。
久しぶりに見る面子は料理の腕だけでなく、見た目までも変わっている。
「A……何だその髪は!」
突然、タクミは隣に座っていたAを指さした。
「中途半端に伸びてるじゃないか!」
見れば、入学当初は肩に付かなかった毛先が、今や胸のあたりまで伸びている。
余談だが、Aは髪が伸びるのが平均よりも少し早い。
「ホントだ……近々切るかな。タクミはサッパリしたね。似合ってるよ!」
「本当か!」
嬉しそうに笑顔の花を咲かせたタクミ。
Aは親指をグッと上に向けた。
「やー……実は、四宮師匠の所のスタジエールから無我夢中だったからさ……髪の事とか思いもしてなかったわ」
「四宮シェフ!?まさかSHINO'sTOKYOか!?」
「まあそうだけど……」と緩く返事をしたA。その横でタクミは何故だかメラメラと闘志を燃やしていた。
「……ふふ!キミは相変わらずオレの想像を越えてくれる…!……面白い…!燃えてきたぞA!」
そんなタクミにAは冷や汗をかきながら、若干引き気味。
「あ、薙切んってこっち側なんだね。十傑なのに」
「…1年生と上級生との交流が目的だから私も一応こちら側なのよ」
「そーなのかー」
そんな雑談をしていると、唐突にドンドン…と太鼓の音が響き渡る。
「遠月十傑の、おなぁ〜りぃーっ!!」
反対側から、えりなを除く9人がやって来る。
─あれが…………この学園の、頂点に居座る料理人達──
A達1年生の顔は、自然と強ばる。
緊張と期待の思いを胸に、彼らを見つめていた。
──
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大二重@受験生(プロフ) - 雪姫さん» なるほど……いいですね!それも美味しいです(*´q`) ヤンデレはギャップ萌えですね!!(( (2017年5月31日 21時) (レス) id: 03a3ee1556 (このIDを非表示/違反報告)
雪姫(プロフ) - ヤンデレ美味しいです。私的には、普段なら見守るタイプの人がタガが外れてヤンデレるのが好きですww (2017年5月31日 21時) (レス) id: 9584fec5a2 (このIDを非表示/違反報告)
大二重@受験生(プロフ) - 雪姫さん» コメント有難うございます!ヽ(;▽;)ノ本当ですか!!雪姫さん同胞です(( ヤンデレ美味しいですよね!w (2017年5月31日 21時) (レス) id: 03a3ee1556 (このIDを非表示/違反報告)
雪姫(プロフ) - ヤンデレ?大好物ですありがとうございます!!楽しみにしてます! (2017年5月31日 20時) (レス) id: 9584fec5a2 (このIDを非表示/違反報告)
大二重@受験生(プロフ) - Akatsukiさん» コメント有難うございます!! 我慢出来ずに告白させてしまいました!(( さぁ…どうなってしまうのでしょうか……(。-∀-)ニヤリ (2017年5月28日 10時) (レス) id: 03a3ee1556 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:大二重@受験生 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/meernosedona/
作成日時:2017年5月21日 19時