雪に願いを (ページ2)

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初めてあった時から１週間たった時だっけ？

『公園いくぅーー！』

母「今から買い物に行かなきゃなんだって、Aもおもちゃほしいでしょ？」

『いーやぁー！いーきーたーいー！』

母「うーん、困ったなぁw」

濱「あ！こんにちは！...どーかしたん？」

母「あ！崇裕くん！この子ったら公園に行きたいらしくて...でも今日は買い物しないと冷蔵庫がねw」

『...行きたいもん...』

濱「あー(苦笑)んー、せやったらAちゃん、にぃちゃんと行くか？」

『うん！行きたい！』

母「え？いいの？崇裕くんなんか予定あったんじゃないの？」

濱「あー、何もないっすわw」

母「そ～なんだwじゃあ、頼んでもいいかな？」

濱「おん！にぃちゃんに任せとき！いいとこ連れてったる！」

『わーい！いくー！』

母「行ってらっしゃーい！」

あなたに連れてってもらったのは大きな公園で、
周りよりも小高いところに出来てるから綺麗な景色だった。

濱「よっしゃ！ついたで！」

肩車から下ろしてもらって(何度も落ちそうになったけどねw)

『うわー！ひろーい！』

濱「笑、何しよか？」

『んー、鬼ごっこ！』

濱「鬼ごっこかぁ～、まてまてまてーー！」

『きゃー！』

2人で走りまくって、気づけば夕方。

『うわぁ！』ｷﾗｷﾗ

濱「綺麗やろ？」

『うん』

濱「ここ、お気に入りの場所やねん！だーれもきぃひんし、これからは俺とAちゃんの2人の場所やな！」

『うん！』

あなたと見た夕日。子供ながらに綺麗だなぁって思ったよ。

濱「じゃあ帰ろか？」

『いやぁ！まだみるー！』

濱「うーん、母ちゃん心配しよるやろ？」

『...わかった』

濱「ええ子やなァ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

濱「ただいまぁ！」

母「おかえりー！あれ？崇裕くんAは？」

濱「ねてもーた」

母「そっかそっか！おんぶなんて大変だったでしょ？ありがとね！」

濱「そんなもんへーきっすよw」

母「楽しかったのねぇ、ご飯食べてく？」

濱「あー、ええわ、うちも作ってるはずやから」

母「そう？今日はホントありがとう気をつけて！」

濱「気をつけぇ言われても真ん前やけどなw」

母「笑」

ふたりの場所。響きがなんか嬉しいなってその時は思ってたけど、今考えるとその時から私はあなたが好きだったのかもね。