迷子の迷子の子猫ちゃん

3 ページ5

ふと目が覚める





なにか温かいものが横にくっついていて、とても心地よい





！！？？









温かいものの正体






それはヒカルさんだった





いつの間にか寝てしまっていたらしい





体を起こそうとするが、ヒカルさんももたれかかって寝ているから起きれない




車内にはヒカルさんと私の２人きり




どうやらまえっさんは降りたらしい




「かわいい寝顔(ﾎﾞｿｯ」




すやすやと眠っていて起きる気配もない




黒と金の髪を優しく撫でる




意外とさらさらなんだ…



なんて思っていると





ヒ「……ん、…………あれ？


もしかして俺も寝てた？」




目を擦りながら、寝ぼけた顔で聞いてくる





ｷｭﾝ





不覚にもときめいてしまった




「は、はい！



あの、まえっさんがいないんですけど…」




ヒ「あー、もう中入ったんちゃう？




俺らも行こうか」



そう言って車から降りるヒカルさんに私も続く

4→←2

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す