【文豪ストレイドッグス】太宰の彼女は誰からも愛されているようです 【太宰治】

第3話 ページ6

あの後、私と国木田くんは治の後を追ったんだけどどうやら、少年に救われたようで


国木田「こんな処に居ったな唐変木！」

『国木田くん落ち着こう』

国木田「Aさんですが…」

太宰「おー、国木田君ご苦労様」


あ、治今のタイミングで…

あぁ、国木田くんまた怒ってるよ


国木田「苦労は凡てお前の所為だこの自さつ嗜癖！お前はどれだけ俺の計画を乱せば！」


あ、あっちで話し始めちゃった……


国木田「聞けよ！」

『国木田くん、落ち着いて』

国木田「すみませんAさん」


その後はどうやら国木田くんがあの少年に茶漬けを奢るという変な形になっちゃったけど…


『国木田くんごめんね、私まで』

国木田「いや、Aさんはいいんですが…」

太宰「そうだよ！Aちゃん遠慮しなくてもいいんだよ！」

国木田「あのな！だいたいお前が！」

中島「すみません、あの名前聞いても」


遠慮がちに聞いてきた少年…中島敦くんになんか笑っちゃった

中島「え！？なんか変なこと聞きましたか？」

『いや、違うのよ。あなたみたいなの珍しくて、私は桜花Aよ。よろしくね』

中島「はい！」


いい子で可愛いなぁ


でも、治なら気づいてるかもしれないけど、この子はきっと異能力者だね。

それも、虎になるね

きっと私たちが探している虎に

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