**−08 ページ8
.
pledisに来て二日目、本格的にSEVENTEENのみなさんのダンスを見ることに。
「…わぁ、すごい…」
わたしの呟きにふふふと笑うキムさん。
「今日はこの後マンセのステージがあるから
より気合が入ってるんです。」
なるほど…掛け声とか昨日の比じゃないもんな…
聞けば午後からの収録らしい。
直前まで…すごいな…しかも毎回振り付けを少しずつ変えているのだとか。
SEVENTEEN、おそるべし…
どんなグループなのかとかメンバーひとりひとりの性格とか、ネットで調べようと思っていたのに
昨日は、スタッフさんたちが使う言葉がちんぷんかんぷんだったので、韓国の業界用語的なものを勉強していたら寝落ちしてしまった。
「キムさん、わたしも今日の収録見にいってもいいですか…?」
「もちろんです!」
.
.
.
「わぁ!!!すごい!!!!」
すごい!!すごい!!と叫びまくるわたしにキムさんは苦笑い。
でもそれぐらいすごいの!SEVENTEENってすごい!!!カメラがあるとまた違う魅力…衣装着てるからかな…
収録が終わって裏に入ると、髪がツンツンしてる男の子が笑顔でこっちに走ってきた。
怖い。
どうしよう、
とりあえず後ずさりして、全力で後ろにあった階段を降りる。
〈三分後〉
「…ここどこ」
そりゃそうだよね。こうなるよね。
始めてきたところなのに、なんで無鉄砲に走ったりしたんだろ…
ああ困った…キムさん…
キョロキョロとあたりを見回していると遠慮がちに声を掛けられた。
「…あの、」
「はい?」
「ナナホシさん、ですよね?」
こっちです、と言われて行く当てもないからとりあえず着いて行くと
思い出したように声をあげた。
「あ!俺、ディエイトって言います。SEVENTEENの…」
「あぁ!あ、ああ…」
自分の担当グループのメンバーにすら気づかないなんて。なんという失態。
「すいません。まだメンバーとか、その…覚えてなくて…」
T8「気にしないでください笑」
そんなことを話していると前方から走ってくる人が。
はっと息を呑んで後ろへ引き返そうとするとディエイトさんに腕を掴まれた。
T8「どこ行くんですか?」
「いやあの…」
「ディエイトヒョン!!ナナホシさん捕まえて!!」
「え」
結局ディエイトさんは放してくれなくて、
わたしはツンツンくん(誰)に捕まった。
「会いたかったです!ナナホシさん!」
笑顔が眩しいですツンツンくん。
1166人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
おかぴー(プロフ) - マシュさん» コメントありがとうございます!最近更新できてなくて申し訳ないです。頑張りますのでよろしくお願いします(o^^o) (2017年9月18日 7時) (レス) id: 18035f4753 (このIDを非表示/違反報告)
マシュ - 更新頑張ってください! (2017年9月17日 9時) (レス) id: 4dd55e2597 (このIDを非表示/違反報告)
おかぴー(プロフ) - へさおちゃんさん» コメントありがとうございます(o^^o)今は可愛いホシくんですが、これからもっとかっこいいホシくんも出していけたらと思っているので楽しみにしていてくださいね〜!! (2017年8月26日 0時) (レス) id: 18035f4753 (このIDを非表示/違反報告)
へさおちゃん(プロフ) - ホシくん可愛い〜!!!どう仲良くなっていくかすごく楽しみです! (2017年8月25日 2時) (レス) id: 97cbb36833 (このIDを非表示/違反報告)
おかぴー(プロフ) - 妖精さん» そんなお言葉を頂けて本当に嬉しいです!ありがとうございます(>_<)!では心地よい睡眠を取れるよう毎日頑張りますね!笑 (2017年8月13日 17時) (レス) id: 18035f4753 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:おかぴー | 作成日時:2017年8月8日 11時