**−24 〈side HS〉 ページ24
.
……………楽しくない。
……なにこれっ?!みんなしてナナホシさんのとこ行っちゃってさ!!
ミンギュとかディノはもう目でナナホシさんのことを追ってるのがバレバレだけどさ。
「まさかウォヌやジスヒョンまで…」
ため息をつくとミンハオが小さく笑った。
T8「ヒョン〜なに落ち込んでるんですか〜!」
「…落ち込んでないし」
ミンハオは行かないのかな、と思っていると僕の気持ちを察したのか
怪しげに口の端を上げた。
T8「ジュニヒョンとかまだナナホシさんとしゃべってないよね〜?」
JN「確かに…行ってこよー」
SG「じゃあ僕も!」
VN「…俺も…」
なにこれ?ねぇ!なにこれ!!!
みんななんなの!
JH「あーあ、ホシー顔が怖いよ〜」
ハニヒョンには返事をせず、隣のウジに声をかけた。
「ねぇウジ。これ今楽しい?」
WZ「…まったく」
「だよね?!」
JH「だーかーらー!」
ウジと僕の間に顔を突っ込んでくるハニヒョン。
JH「ナナホシさんとこ行けば楽しくなるんでしょ?」
間違ってる?と聞いてくるハニヒョンは確信犯だ。
「…行きたい」
JH「素直でよろしい」
「でも、行かない!!」
JH「はぁ?!」
「ウジ!やろ!アルバム!」
僕の言葉に無言でうなづいたウジ。
JH「ちょ、今打ち上げじゃん…」
止めるハニヒョンを置いて、ドアへ向かうとナナホシさんの隣でひっつくミンギュが視界に入って。
なんか分からないけどすごく嫌で。
「ミンギュ!」
ぽかんとした顔でこっちを見るから余計に腹が立った。
「…お前…、あれ、なんか…外で誰か呼んでた!」
MG「まじっすか…はい、今行きます!」
ナナホシさん行ってくるね
って言ってから席を立つミンギュ。
…なにあれ。
ミンギュをじっと見ていると、ナナホシさんが心配そうにこっちを見ているのに気づいた。
口パクで「無理しないで」って。
僕が大きくうなづくと、安心したように微笑むから。
それだけでなんか…頑張れそうな、そんな気分になる。
WZ「ホシ、行かないの?」
「あ、ああ!いく!今行く!」
僕のこともちゃんと気にかけてくれてたんだって思うとすごく嬉しくて、ニヤける顔を隠して部屋を出た。
.
JH「…見た?今のホシの顔」
T8「……やっぱり、そういう…?」
JH「本人に言っちゃだめだからな〜」
T8「自分で気付け的なやつですか?」
JH「違う違う。ただ、面白いからだよ」
.
**−25 〈side VN〉→←**−23 〈side MG〉
1166人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
おかぴー(プロフ) - マシュさん» コメントありがとうございます!最近更新できてなくて申し訳ないです。頑張りますのでよろしくお願いします(o^^o) (2017年9月18日 7時) (レス) id: 18035f4753 (このIDを非表示/違反報告)
マシュ - 更新頑張ってください! (2017年9月17日 9時) (レス) id: 4dd55e2597 (このIDを非表示/違反報告)
おかぴー(プロフ) - へさおちゃんさん» コメントありがとうございます(o^^o)今は可愛いホシくんですが、これからもっとかっこいいホシくんも出していけたらと思っているので楽しみにしていてくださいね〜!! (2017年8月26日 0時) (レス) id: 18035f4753 (このIDを非表示/違反報告)
へさおちゃん(プロフ) - ホシくん可愛い〜!!!どう仲良くなっていくかすごく楽しみです! (2017年8月25日 2時) (レス) id: 97cbb36833 (このIDを非表示/違反報告)
おかぴー(プロフ) - 妖精さん» そんなお言葉を頂けて本当に嬉しいです!ありがとうございます(>_<)!では心地よい睡眠を取れるよう毎日頑張りますね!笑 (2017年8月13日 17時) (レス) id: 18035f4753 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:おかぴー | 作成日時:2017年8月8日 11時