全く知らないところから。Part３ D.O. (ページ48)

今日:6 hit、昨日:0 hit、合計:25,921 hit

二度目の仲直り_ ページ48

KYside_

前にもらったAの部屋の鍵、

それで玄関のドアを開ける

さっさと靴を脱ぎ、部屋に行くとベッドで寝てるA

女の子の寝顔を見てこんなにも愛おしいと思ったことがある？…いやない。

確か熱があるって…

俺はおでこに手を当ててみる

「あるじゃん熱…はぁ…ごめん」

『っ…ん？ギョンス…？』

目を開けてこっちを見るAの目は真っ赤になっていた。

…きっと泣いたんだ。ものすごい罪悪感が俺にのしかかる。

「ごめん…本当に…ごめん」

『ユラは…』

「ユラは…っユラさんは置いてこっちきた」

『…そう』

「俺ってバカだよな。いやバカだよ…よく考えないで行動してさ、こんな傷つけててさ…」

『ギョンス…』

「さっき下でベクに会ってさ、怒られた、当然のことだけど…」

『ベクオッパ…』

「…だから…もう一度チャンスを下さい。」

俺は頭を下げた

『……嫌だ』

「…っっ…⁉」

『って言ったら？』

…びっくりした。今、過去一番、鼓動が激しい。

「それでも諦めないし好きでいたい」

『…そっか。ふふっ笑』

「……」

『私ね子供だった。すごく不安だったの。』

「……」

『ユラといた時、取られるんじゃないかって、もしかしたらもう付き合ってるんじゃないか。って、ギョンスはもう私のこと好きじゃなくなったんだ。って思って…』

「A……」

『…怖くなっちゃってさ』

「ごめん。」

『だって誘われてたんでしょ？きっと…約束だったから…』

「うん…だから何もないよ、本当に。彼女に対してなんの感情も無いから」

『……』

「俺が一番大切だと思ってるのはAただ一人だよ。…あ、あとメンバーも、笑」

『ふふ…笑』

「本当だから」

『じゃあ、その言葉信じる。』

「うん、もうこんな思いさせないから。…熱あるんだよね、寝て今すぐ」

『やー、ギョンスお母さんみたい笑』

「寝て、そばにいるから寝るまで」

そう言うと軽く頷き目を閉じるA、

…ふぅ。ごめんね本当に。