全く知らないところから。Part３ D.O. (ページ40)

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見たくないもの_ ページ40

BH「よし、もうすぐだよ～」

『ここ…新沙？』

BH「そ～そ～、オススメのカフェあるのそこ行こ！」

『おしゃれだな～…』

BH「なんか言った？？」

『や、別に^^』

BH「少し歩くけど、暗いから顔わかんないよね。」

『ですね～…カロスキルは有名人多いしね…』

BH「現に有名人来てるし、もう笑」

『えっ、どこ！』

BH「え？俺だよ笑笑」

『あ～～笑笑笑』

BH「全く、忘れてたの？笑笑」

『いやいや、そんなわけ笑』

・

・

目的のカフェに着き、席に座った時、

『え…』

BH「なにどうしたの？」

嘘？え？偶然？

BH「おーい、固まってるよどうしたの」

『ベクオッパの…後ろ…奥の席…』

ベクオッパが後ろを向く、

BH「…ギョンス？」

『しっ…！』

慌ててこちらを振り返るベクオッパ、

BH「あれってギョンス…と…あの子…ええと」

『…ユラ』

BH「そうだその子。先週番組で共演したグループの子だ。…でもなんで」

向こうは気づいてない様子だけど…

なんか楽しそうに会話してる

ズキズキと胸が痛む

BH「場所変えようか」

『…うん』

その時、ユラが立ち上がってこっちに歩いてきた

『…あ』

私たちの席の後ろにトイレがある。

BH「まさかトイレ？ばれんじゃん。こっち来るよ」

『顔隠してっ、』

でも…、

ユラ「…ん？あれ？あっ…！ベッキョンさん？」

終わりだ私終わりだ。短い人生だったな。

BH「…あ…はは…どうも」

ユラ「やっぱり！偶然ですね！…ディオオッパ、来てください！」

私に気づいてない？

あ…被りのパーカーにジーンズ履いてたら女の子に見えないかもね。ニット帽被ってるし私、

KY「…？ベク？」

ユラ「偶然ですねぇ～^^」

BH「…ははは」

ユラ「向かいに座ってる方は…お知り合いですか？？^^」

ギクッ…私の存在に気づいた…

…メニューで顔隠してるの不自然だったかな

BH「そうそうそう！あ～、え～と、ごめん今大事な話しててさ^^」

KY「…そう、じゃ席戻ってるよ」

ユラ「あ、ごめんなさい^^」

結局元の席に戻った二人、

てか…ユラトイレ行かないわけ？

BH「Aちゃんそれは不自然すぎ笑」

『…あぁ…ごめんなさい』

BH「メニューで顔隠すとか笑笑」

『……』

BH「…なんか、神様って意地悪だよな…」

…ほんとその通りだよ。