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あっという間に授業は終わり、次の授業に向けて少しの休憩時間に入る。
先生の授業は、めちゃくちゃわかりやすかった。
既に分かっていた範囲でも、さらに理解が深まったし確実に知識になった気がする。
体験入塾だったのに問題を当てられた時は少し焦ったけど、問題なく答えられたはず。
次の数学の授業で使うテキストを流し見ていると、隣のぶるーくが「先生〜！」と声を上げた。
「この前言ってた友達なんですよ〜。なんとか押し切って連れてきました！」
「あ、その子がかぁ！良かったね、ぶるーく君。でも、今の段階であんなにわかるなんて凄いよ。」
「えっ、…そうですかね。」
俺の方を指差して言うもんだから、急に話を振られて勢いよく顔を上げてしまう。
挙動不審だと思われないか。
「先生もきりやんって呼びます？」
「おい、なんでだよ！」
「あはは、きりやんってあだ名？良いじゃん、きりやん君。」
「ですよね〜！良かったじゃん、もう体験終わって入っちゃえば？」
「そうだよ！皆もきりやん君に教えてもらったら、もっと伸びるんじゃないかな？」
「いや、なんで先生がそれ言うんすか。」
「確かに！あはは、でも本当に凄いなって思ったんだよ〜。」
"A先生"と呼ばれていた目の前の人は、初めて来た俺にも周りと変わらず話してくれている。
きっと、というか生徒にも人気なんだろう。
大学生だと言っていたから、少なくとも4つは年上。今は春だから、話していた内容から考えて、大学2年より上であることは確実だ。
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岡崎にちか(プロフ) - まどかさん» ありがとうございますー！今作も楽しんで頂けたら嬉しいです！！ (2022年3月8日 16時) (
レス) id: d9673fffe2 (このIDを非表示/違反報告)
まどか(プロフ) - 短編集きちゃ〜！！めっちゃ更新楽しみにしてます、これからも頑張ってください！！！ (2022年3月7日 18時) (レス) id: 068cc2a151 (このIDを非表示/違反報告)
岡崎にちか(プロフ) - Bearlさん» ありがとうございます！！頑張ります！ (2022年3月6日 16時) (レス) id: d9673fffe2 (このIDを非表示/違反報告)
Bearl - めっちゃ好きです…！これからも更新頑張ってください！応援しています！ (2022年3月6日 10時) (レス) @page2 id: cd9603c5df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：岡崎にちか | 作成日時：2022年3月5日 23時
