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生徒玄関から校門までの道を歩いている。
ちょうど他の生徒も下校している時間みたいだ。
「ねぇ、本当にお家にお邪魔しちゃって良いの？」
隣で、俺より少し背の低い人物が俺を見上げて言う。
Aさんだ。
今から俺の家で2人で過ごすのか。
あれ、なんで2人で歩いてるんだ？
「いいよ、どうせ1人だし。」
「今度は私の家にもおいでよ。」
俺とAさんの手がしっかり繋がっていた。
「わぁ、夕陽きれいだね。」
「ね！ほんとに。」
夕暮れの河川敷に立っていた。
隣にはAさんがいる。
俺の家に行くって話じゃなかったのか？
なんだ、これ。あぁ、わかった。夢だ。
夢だとわかっても、なかなか醒めない。
「なかむくん。」
Aさんが俺を呼ぶ。
顔を向けようとした時、頬にやわらかい感触がした。
「えへへ、びっくりした？」
頬に、キスされた…？！
Aさんが、やたらと積極的だ。
向かい合って、笑う。
俺はゆっくり、Aさんに顔を近付ける。
どこかで、聞き慣れたメロディーが鳴り出した。
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目の前に、横向きになった勉強机があった。
やわらかい、温かい布団に包まれている感じ。
枕元で大音量で目覚ましのアラームにしている流行りの音楽が鳴っていた。
急に目が覚めた。やっぱり、夢だったんだ。
Aさんが積極的だったのも夢だったから。
こんな夢を見たのも、昨日、告白されたから。
待て。夢の最後、俺はAさんに…。
顔が火照って、両手で顔を覆う。
今日からどんな顔して会えば良いんだよ…！
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岡崎にちか(プロフ) - まどかさん» ありがとうございますー！今作も楽しんで頂けたら嬉しいです！！ (2022年3月8日 16時) (
レス) id: d9673fffe2 (このIDを非表示/違反報告)
まどか(プロフ) - 短編集きちゃ〜！！めっちゃ更新楽しみにしてます、これからも頑張ってください！！！ (2022年3月7日 18時) (レス) id: 068cc2a151 (このIDを非表示/違反報告)
岡崎にちか(プロフ) - Bearlさん» ありがとうございます！！頑張ります！ (2022年3月6日 16時) (レス) id: d9673fffe2 (このIDを非表示/違反報告)
Bearl - めっちゃ好きです…！これからも更新頑張ってください！応援しています！ (2022年3月6日 10時) (レス) @page2 id: cd9603c5df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：岡崎にちか | 作成日時：2022年3月5日 23時
