6話 ページ7
貴方サイド
「……味方は、俺だけじゃないぞ」
「そうかな?正直、太刀の人達は信用してないんだ。
特に一期と三日月。
あの二人は、心の何処かで僕を“まだ”疑っている。
だってここは、元ブラック本丸だから」
「確かに、そうだが……」
「分かってるよ。ブラック本丸の刀剣達が、
最近来た僕をすぐに信用してくれるわけ無いって。
でも、僕が居た前の本丸から付いてきてくれた君なら、分かるだろう?」
そうまんばに問いかけると、少し黙った後にゆっくり頷いた。
僕はまんばの頭を撫でる。
「僕は、あの本丸に帰りたいと思わない。
でも、この本丸に居たいとも思わない。
ねえ、君なら、どうする?」
まんばが困惑した顔になる。
「……ふふっ。冗談だよ。僕はこの本丸でもやっていけるさ。
でも、何かあったら、ちゃんと守ってよ?」
「ああ」
まんばの返事を確認して、僕は厨房に向かう。
「あれ。燭台切居ないや」
辺りをキョロキョロとしていると、
「あるじさまーっ!」
「今剣。どうかした?」
「またアレで遊んでください」
そう言われて、一期や三日月の怒りの顔を思い出した。
「あー、あの遊びは危ないから、しばらく禁止ね」
「……どうしてですか?一期や三日月になにかいわれましたか?」
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もこ(プロフ) - 望月海さん» すみません!男主だと思ってました。本当にすみません(_ _;) (6月28日 7時) (レス) id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
望月海(プロフ) - もこさん» ご意見の方は少し構成を考えさせていただきますね。 (6月27日 23時) (レス) id: 3c48936758 (このIDを非表示/違反報告)
望月海(プロフ) - もこさん» もこさん、感想ありがとうございます。せっかくのご感想なのですが、このお話は女主を設定としているので、もこさんの好む男主ではありません。作者が僕っ子好きなのですが、誤解を与えてしまったようなので訂正させていただきました。 (6月27日 23時) (レス) @page1 id: 3c48936758 (このIDを非表示/違反報告)
もこ(プロフ) - コメント失礼します!私男主の愛され大好物なので嬉しいです!刀剣男士全員推しなので嬉しいです!更新頑張ってください!出来たらなんですけど短刀たちにも恋愛的に愛されたいです()いきなりすみません (6月27日 17時) (レス) @page23 id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
望月海(プロフ) - 匡さん» ありがとうございます♪早速書いてみます! (2017年5月23日 23時) (レス) id: 546fdd6d80 (このIDを非表示/違反報告)
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