2話 ページ4
貴方サイド
レイ「こちらはスカイ国の王様です」
スカイ国の王様?
スカイ王「娘が大変迷惑をかけたようで…しかも大怪我を…」
もしかして、あの女の子のお父さん?
スカイ王「莉音!何を隠れている!さっさと怪我人に謝らんか!」
莉音「ひっ!ご、ごめんなさい!」
スカイ王「謝るのは私ではなく、この子だろうが!」
莉音「え、えっと…怪我をさせてごめんなさい!」
謝った後に広間を出て行った
スカイ王「娘が大変失礼しました。お詫びに、王宮に住んでください」
全「はあ!?」
レイ「お、お待ち下さい!何故この様な方を?」
スカイ王「セレナ王」
スカイ王が呼んだ人はこの国の王だった
セレナ王「この国の民の事は何でも知っている。そなたは、親がいないのだろう?ならば、此処にずっといるがよい。元々他の王子達も此処に住む事になっていたのだからな」
貴方「え…でも…」
怪我をしただけで、何でそういう話になんの?
セレナ王「私の国の民は必ず助けると誓ったのだ。遠慮する事はない^^」
僕は少し躊躇った
確かに、僕には親がいない
それに、一人で生きてたからどうすればいいのか分からない…
セレナ王「私は歓迎しよう」
僕はおずおずと頷いた
王様は嬉しそうにし、レイに部屋に案内する様命じた
レイ「着いてきて下さい」
レイに着いて行くと問いかけて来た
レイ「Aはセレナ王とお知り合い何ですか?」
貴方「ううん。初めてだよ?」
嘘。初めてじゃない
セレナ王には一回だけ会ったことがある
でも言えない
別に軽蔑される様な事はしてない
言ったらセレナ王は立場を追われる身となる
でも、レイにはもう少し時間が経ったら教える
レイを、人を、信用しようとするのは
___初めてだから
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作者名:望月海 | 作成日時:2014年12月31日 23時