お嬢様ですけど？ (ページ3)

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〔褒めてないわよ！！〕ページ3

ー鈴木家ー

危なかったわ。

櫻井の正体がばれる寸前だったわ。

あ「櫻井・・・櫻井！」

翔「国立日記に夢中でございました！！」

あ「・・・そんなこと一切聞いていないわよ！！！」

翔「じゃ、なんの御用で御座いますか？」

あ「忘れたわよ！」

翔「お嬢様、ディナーのお時間でございます」

あ「ディナーのあとにしろとでもいうの？！」

翔「はい！そうでございます」

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あ「で、先程のお話なんだけど！」

翔「お嬢様。こちらを向いてください」

あ「度アップにするな！！」

翔「本日の参観日での一時間目の算数・・・お嬢様最初の問題をノートにかいておりました」

あ「それがなによ」

翔「間違えておりました。しかも三年生の問題でしたのに・・・」

あ「煩いわね・・・」

翔「......あのような簡単な問題を解けないとは失礼ながらお嬢様...お嬢様はアホでいらっしゃいますか？」

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ギー(ドアを開けた)

綺麗・・・私の家・・・東京の街が見下ろせて最高。

・・・そうじゃないわよ！

あ「クビよ！クビ！絶対クビ！クビクビクビ×３」

翔「まぁまぁ、そんなに興奮なさらずに、お嬢様」

あ「これが興奮せずにいられるか！っつーの！」

翔「一切お嬢様の事を私は馬鹿扱いなんてしておりません＾＾」

あ「ええ。そうでしょうとも！！確かに貴方は馬鹿扱いはしなかったわ！だって、貴方は私のことをアホと呼んだんですもの」

翔「そうでしたか」

あ「馬鹿ではなく、アホと！だからクビよ！はい。決定！今すぐこの屋敷をでていきなさい！さぁ！早く！」

翔「かしこまりました。お嬢様、では私はこれで・・・」

あ「ま、まちなさいよ・・・」

翔「まだ何か用で御座いますか？」

あ「三年の問題を貴方は解けるとでもいいたいの？」

翔「解けなければ恥ずかしい問題でございます。」

あ「やけに上から目線ね」