君たちとの毎日

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それを黙って聞いていたケイタが
だめだ！！と言ってベットに顔を伏せる


何か呟いている
なに！と相変わらずキレ状態の私は大声で聞き返す



「可愛すぎるだろって言ってんの！！！」
このドアホ！と言われる


は？かわいい？
ケイタが私のこと可愛いって言ってる？
余計な悪口もついてるけど


なに、どういうことと聞く



「Aの一挙一動が可愛すぎるのが悪い。ちょっかいかけると嫌がりながらも付き合ってくれるとことか、俺が振り向いたらちょっとだけ目キラキラさせんのとか、ぜんぶ可愛いだろ！」

「だからAももしかしたら俺のこと好きなのかもしれないって期待してたら、ジョンウのこと彼氏にしたいっていってるの聞こえてくるし」


もー俺のがなんなのって言いたいわ！
と逆ギレしてくるケイタ


待って勢いで聞き流しそうになったけどAももしかしたら好きかもって言わなかった？
「も」ってことはそれって


「でも、何も言わないで無視してごめん。ジョンウにも怒られたわ」

罰の悪そうな顔をするケイタ
やきもち焼いて勝手に不機嫌になってたわと言う


「あ、ちょっとケイタ、それもそうなんだけどあの今の感じだと私のこと好きってことに、なる、けど」


なに、やっと気づいた？



ケイタがギシっと音を立ててベットに手をつく


好きな子じゃなきゃフラフラしてんのにすぐ気づくくらい授業中見つめるわけないだろ


ケイタとの距離が近づく




A意味わかる？




さらに距離が近づいて冷めたはずの体温が急激に上がっていった

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