君たちとの毎日

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それから何度背中をツンツンしても振り向いてくれない
…なんかしたなら謝りたいのに
普通にちょっと寂しい


そのままその日は帰宅してしまった



でもその日だけじゃなかった
次の日もそのまた次の日もケイタは口を聞いてくれなかった



なんかクラスでは付き合ってすらないのに別れた…？なんて心配されるし
別れてないし、友達だし
私の中では1番仲良いと思ってるのに、不機嫌な理由すら話してくれない



「なに、お前ら喧嘩した？」


ついに見かねたのかジョンウが放課後に話しかけてくる


「喧嘩といえばそうかもだけど全く原因がわからん！」
お手上げのポーズをする


「あーまぁ確かにちょっと前まで普通だったしな」


だよね？！心当たりなさすぎだよね！？とジョンウにつかみかかる私


その時ガラッと教室のドアが開く



目をまんまるにしたケイタがそこには立っていて
噂をすればなんとやらだ
は！ジョンウがいれば話してくれるかも！



「ケ、…」

名前を呼ぼうとした瞬間ケイタはお邪魔しました！！と言って走っていってしまう


なんか取りに来たんじゃないのか

…私がいたから？
だから逃げたの？そんなに、そんなに私のこと嫌になったってこと、



A？
ジョンウの声でハッとする


「ねー！もう！めっちゃ嫌われてるんですけど！」
はは、と乾いた笑いがでる


「ジョンウ、どうしよう。私今の結構きちゃった。ちょっと寂しいくらいだったんだけど、割と辛いかもしれない」
泣きそうになるのをグッと我慢する


ジョンウがぽんぽんと肩を叩いてくれる


「お前らは本当にじれったいね、流石にあの態度は見過ごせないし俺からも言っとくから」
なんとなく理由はわかってるし
そうジョンウは続ける


じれったいってどういうことだろう
でもそういわれて安心した
またケイタと楽しく話せる日が来るかもしれない

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