無 理 し て る 3 ページ11
＊
楽屋に戻ると、ソファに横になってるAを囲んで
みんながてんやわんや。
その中でも冷静にテキパキ動いているのは
やっぱり、宏太と光くんで。
「涼ちゃん…。」
涼「ん？
…あっ、今持ってくる！
待ってろ！」
え？
A、今名前を呼んだだけで
なにも言ってなかったよね？
なにを持ってくるの？
宏「圭人、俺のバッグ取ってくれる？」
圭「あっ、はい！」
宏「サンキュ。
光、薬ある？」
光「ある。
ごめん、大ちゃん。
水、くれる？」
大「うん！！」
薮くんと光はみんなに指示を出して
Aの熱を安定させようとしてる。
侑「A…。」
涼「お待たせっ！
はい、A！あーん。」
楽屋に戻ってきた涼介の手には
氷が入ったお皿があって
薬を飲み終えたAの口に一粒入れてあげてた。
侑「涼介…、なんで…。」
涼「あぁ、氷？
Aさ、昔から風邪ひくと
アイスとかゼリーより氷が食べたいって言うんだ。
まぁ、噛む気力がないから口の中で転がして
ひんやりしてるのを楽しんでるだけなんだけど 笑
A？
氷、気持ちいい？」
「ん…、きもち…。」
涼「気持ちいいって 笑 」
慧「かわいいなぁ。」
思わずいのちゃんが呟く。
さすが、同期だな。
なんでも一緒に乗り越えてきただけある。
「ちぃちゃん…。」
侑「ん…？」
「ありがと…。」
侑「A…。」
Aからのありがとう。
僕でもAの役に立てたって思うと嬉しくて。
隣を見ると、宏太と光くんが頭を撫でてくれた。
＊
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 820人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夢(プロフ) - yelloweighterさん» ありがとうございます！ (2016年4月9日 20時) (
レス) id: 3f1573ee2c (このIDを非表示/違反報告)
yelloweighter - 面白いので頑張ってください！ (2016年4月9日 16時) (レス) id: aa0c686b5f (このIDを非表示/違反報告)
夢(プロフ) - yelloweighterさん» 毎回、ありがとうございます！少しずつお星様が涼ちゃんカラーになってきて、とても嬉しいです！！ (2016年4月7日 23時) (レス) id: 3f1573ee2c (このIDを非表示/違反報告)
yelloweighter - いつまでもその幸せそうな顔をみんな見たいって思ってるってところに絆みたいなのを感じました！私も髪をかわかされてみたい！笑 (2016年4月7日 22時) (レス) id: aa0c686b5f (このIDを非表示/違反報告)
夢(プロフ) - yelloweighterさん» 可愛い主人公ちゃん盛りだくさんで頑張ります！ (2016年4月6日 0時) (レス) id: 3f1573ee2c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：夢 | 作成日時：2015年12月15日 21時
