小 指 の 赤 い 糸 . JUMP XII

N E W S に 恋 し て ページ9

《NEWSに恋して・加藤》









「シゲちゃーん！」




加「なにっ！？」









どうも。NEWSの加藤シゲアキです。

僕ら、NEWSの楽屋に
Hey!Say!JUMPの末っ子がやってきました。









加「どうした。」




「ごめん、シゲちゃん。
まだあなたと恋をする気になれないの。」




手「ぶっ！」



増「ちょ、汚い！」









真剣な顔でそんな事を言われた僕と、
隣でお茶を噴き出し、
マッスーに汚いと言われる手越。









「びっくりしたぁ。
祐くんが噴き出すほどの事は言ってないよ？」




手「言ったよ！」




「しばらく、シゲちゃんと
恋できないから待っててねって事。」









Aは、今はマッスーと恋愛中なの。と
スマホの画面をこちらに見せた。

そこにはマッスーのにこやかな笑顔が。









増「…あっ、俺のストーリー選んでくれてんの？」




「そうだよー！
今、マッスー二周目なの。」




小「彼氏目線のやつね！」




「そう！さすが慶ちゃん！」









女子な小山と女子のAが盛り上がっている頃、
手越の顔が引きつった。









手「え…？
俺のストーリーさ、
増田さんのと一緒に配信になったわけよ。」




「知ってるよ。」




手「Aはその時に
増田さんを選んだんでしょ…？」




「うん。」









それだけでも手越にはショックなはずだ。









手「普通ね？
増田さんのストーリーが終わったら
次はシゲじゃなくて俺じゃない？」




「え、だってマッスーは今、二周目だから。」




手「二周目をやるのは構わないよ。
二周目が終わったら、この手越と恋しようよ！」




「えー…。」









はい、手越が死にました。

Aに拒否られて死にました。









＊

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