小 指 の 赤 い 糸 . JUMP XII

汗 だ く ページ17

《汗だく・裕翔》









はいはいはい！

今は新曲のダンスレッスン中です！









「チョギヨ ソンセンニム(すみません、先生)。
イ アンム ヌン…(この振り付けは)。」









今回は韓国の先生なので
僕らは通訳さんや、Aを通して
言葉を理解しながら練習しています。


Aはどんどんメンバーや自分のわからない部分を
積極的に先生に聞いてくれます。

一時間、ぶっ通しで踊ったあと、
先生からありがたい一言が。









先生「クロム チョム スィオッタ ハプシダ(それじゃ、ちょっと休憩しましょう)。」




「ネー!(はーい!)
みんな、休憩しよ！」









先生の言葉をAが通訳すると
メンバーはその場で倒れこむ。

いつもはそつなくダンスレッスンをこなす知念も
今回は「しんどいー」と言っているから
ダンスのレベルは相当高いものだと言える。

やまなんか、大の字になってるよ 笑









涼「足が言うことを聞きまてーん。」




「りょーちゃーん！」




涼「うっ！」









あーあーあー。
汗だくな、やまのうえに
これまた汗だくなAがダイブ。

さっき、大ちゃんがやまに絡みに行ったら
「暑い！」とうざがられていたから
Aのことも引き剥がすのかなぁと思っていたら…。









涼「なんだよー。
そんなにくっつきたいのかよー。
暑いだろー。」




「くるし…。
暑いなら離してよ…っ。」









あ、更にくっついてる。

だよね。
そうなるよね。

ある程度くっついて満足したのか、
やまは両手を広げて大の字になり、
Aはやまのうえに乗っかって
ぐでーんと体力が尽きたように見える。









＊

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