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2 年 目 2 ページ13










なんだか車の心地よい振動に揺られて
次に目が覚めた時、俺は目を見開いた。









涼「え…。なんでここに…?」




侑「いいから行ってきな!」









車から降ろされた俺は、知念に背中を押された。
振り返ると、メンバーが
車の中でニヤニヤしている。

俺が降ろされた場所は、人もたいしていない、
空港の前だった。

もう最終便がついて何分もたっている。









涼「…は?」




光「はやく行け!」









ひかが叫ぶと同時に、俺の背後から
キャリーケースを引く音とヒールの音が響いた。

俺は車の方を向いていたから空港から
俺の今一番会いたい人が出てくるなんて
思いもしなかったんだ。









「涼ちゃんっ!」









愛しい人が俺の名を呼ぶ声がした。

俺が振り返ると同時に、首に手が回されて
そのまま強く抱きしめられた。

俺は咄嗟にその華奢な腰に腕を回す。




……Aだ。

Aの匂い。









涼「A…?」




「涼ちゃん。」




涼「今日は帰ってこれないって…。」




「やっぱり…今日中に会いたくて。」




涼「…A。」









俺が抱きしめ返すとAも
もう一度強く抱きしめてきた。

視界の隅では、Aが走りながら手を離した
キャリーケースを追いかけてる裕翔と圭人の姿が。

残りのメンバーは
相変わらず車の中でニヤニヤしてるであろう。









光「山田ー。俺のおかげだぞ?」




涼「え、ひかの?」









俺がAに頼まれて
お前をここまで連れてきたんだからな!って
ドヤ顔で言う、ひか。









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ay05a09ne(プロフ) - 続き楽しみにしてます。頑張って下さい。 (2019年11月25日 21時) (レス) id: c22c110177 (このIDを非表示/違反報告)
萌華(プロフ) - 続き書いてー!! (2019年1月9日 21時) (レス) id: caaab5edf4 (このIDを非表示/違反報告)
彩奈 - リクエスト大丈夫ですか?大丈夫だったら、メンバーみんなで枕投げする話を作ってください! (2018年12月9日 20時) (レス) id: 19a233f8c3 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ふるはさん» ありがとうございます! (2018年12月5日 20時) (レス) id: 3f1573ee2c (このIDを非表示/違反報告)
ふるは(プロフ) - 可愛いカップルだから何回見てもホッコリ (2018年12月5日 19時) (レス) id: df18d22876 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2017年12月9日 11時

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