【ut】JKなお嬢【wrwrd】 (ページ5)

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作戦3 ページ5

Aが通う学校は、そこそこ有名なお嬢様学校の《華宮学院》(はなのみやがくいん)で、男子禁制の女子校である。なので、教師も基本的には女性であり、男性は若くても既婚者かおじいちゃんしかいないのである。

つまり、男子と関わりたくない人か親が過保護な人しかいないのである。

だが、例外ももちろんいる。

『かおるさんご機嫌よう！』

「Aちゃん！やっほー！」

『朝からスマホばっかり見てると、依存症になりましてよ？』

「別にいいでしょー？彼氏と最近会えてないし！」

『まあ、朝からラブラブですのね』

そう、数少ないAの友人のかおるである。元々、かおるはただのどこにでもいる一般人であったが、親の起業がまさかの大成功を遂げ、今では社長令嬢である。ただし、庶民感覚は抜けきれてない。

「やっぱり、もっと生脚を見せたほうが喜ぶもんなのだろうか……」

『何を仰ってるのです！？そんな破廉恥な！』

「どこぞの時代の西洋貴族やねん！」

「いいの？【JK】(じぇーけー)はみんなしてるよー？」

『何ですって…？そんな、、ありえないですわ！』

『第一、この学校では着崩しは校則違反ですのよ？上品な皆様は守ってらっしゃいますわ！』

「ほぼ全員破ってるけどねー」

『なっ、、』

「ほら、あの子とかスカートおってるでしょ？」

『そんな、、信じられないわ……』

「Aちゃんも！ほら！やってみよ？」

『うっ、いっ、一度だけですからね？』

Aは、かおるに教えてもらいながらスカートを折っていく。膝より下か膝ちょうどかぐらいのスカートが膝上になりいつもよりも露出が多くなる。

「Aちゃん！可愛いじゃん！このくらいなら先生たちも気付かないし、何より脚が細く見えるのよ？」

『そうですの？慣れないから恥ずかしいですわね』

「似合ってるし、そのうち慣れてくって！」

Aは、【JK】(じぇーけー)に一歩近づけたと言う喜び。そして、悪い事をしてる背徳感で、ドキドキしていた。

(こういうのも、悪くないかもしれないですわね)

「お嬢、色気づいてどうしたんですか？襲われたいんですか？」

ふと、自分の専属護衛のニヤニヤした姿と共に、聞こえてくる気がした。

『やっぱり、ダメですわ！！』

「えぇ！どうしたの！？」

作戦3スカートを折る→失敗