【ars.kj】プレイボーイ(仮)【男主】 (ページ4)

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『二宮さんって何が好きですか』

仕事帰りにスーパーにより、久しぶりの手料理

「特には…ハンバーグとか？」

『じゃあそうしましょうか』

「え！いいですよ、ハンバーグって大変でしょ」

俺の声なんか聞こえてないように

次々とかごに具材が追加される

『僕、料理好きなんで大丈夫ですよ』

なんてことない笑顔で笑いかけられると

ちょっと、少しだけ、反応に困る

「じゃあ、お言葉に甘えます…」

『はい、甘えてください』

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「うまっ！！！」

家に着くと長島さんは手際よく料理をし、

風呂をあがるともう完成していた

予想を超えるおいしさにちょっと感動

『良かったです

あ、あと2週間ですって、この生活も』

「こんなうまい料理食べれるなら

このままがいいですよ」

半分冗談、半分本気

そのぐらいこのハンバーグはうまい

『困りますね～

ほら、僕も遊ばないと行けないので』

意地悪そうな顔をしてこっちを見る

『てことで、ここら辺で失礼しますね』

手をヒラヒラっと振って部屋を出ていく

なんだか、ひどく虚しい